アイドルグループに選抜、非選抜の概念ができたのはいつからでしょう? アイドルオタクでは無い私からすれば、AKB48から始まったのでは無いかと思っています。
乃木坂46は、AKB48の公式ライバルとして誕生したことなどから、他のアイドルに比べてスタートから恵まれた環境にあったことは誰もが感じており、メンバーにおいても漠然と成功を約束された明るい未来を想像していたと思います。しかし、想像していた明るい未来を経験できたのは選抜メンバーに限られ、非選抜メンバーの心に大きな影が生まれてしまったことは容易に想像できます。選抜と非選抜の選考には明確な数値的基準がないことから、メンバー本人もモヤモヤした気持ちを抱えることになり、ファンもレギュラー番組「乃木坂って、どこ?」での選抜発表で選ばれなかったメンバーの悲痛な表情を見るのは辛い物でした。
そういったことから、今年スタートしたアンダーライブ、「のぎ天」などで、アンダーメンバーが充実した活動を行えることを一ファンとしてとても嬉しく思っておりました。
しかし、私は永島聖羅さんがラジオでアンダーメンバーを評して、「ライブ選抜」と言った時、大きな違和感を覚えたことを今でも記憶しています。井上小百合さんもアンダーライブ成功を受けて、ブログにおいて「アンダーではない」ような趣旨の文章を載せていたこともありました。
悔しい気持ちは良くわかります。でも、表現は別にしてアンダーであることは事実なのです。乃木坂46の今回のリード曲においては、選ばれなかったのです。誤解の無いように言っておきますが、私の推しメンはアンダーであり、“アンチ”アンダーではありません。ただ、現実を見て、悔しさを力に変えて欲しいと願っています。
まだ若い女の子には酷なことかも知れませんが、乃木坂46の活動は全てプロの世界で行われていることです。プロの世界なので厳しいのが当たり前なのです。プロ野球では、2軍、3軍のあるチームもあります。1軍でそれもレギュラーを取るのは、厳しい競争になります。プロの世界とは、その競争をクリアしたものだけが光を浴びることができるものなのです。
私見ではありますが、メンバー、ファンともに選抜の意味をもう少し軽く考えても良いのでは無いでしょうか? 多くのファンや桜井キャプテンなど選抜の固定化について発言している人は多いですが、それは乃木坂というチームの結果が出ている以上、仕方が無いことなのです。その上で、野球で言えば打撃重視や左投手対策など、作戦(楽曲)に応じて1~2名のメンバーを入れることで、作戦の広がりを作り、結果としてチーム力自体を向上させているのだと思います。たまには、多く入れ替えても良いと思いますし、当然、そこで結果を出せばレギュラー(選抜)定着もあるでしょう。
簡単には思えないかも知れませんが、その程度に軽く考えても良いのでは無いでしょうか?
なかなかレギュラー(選抜)になれないのは辛いと思います。しかし、チャンスはいつ来るかはわかりません。諦めたり辞めればチャンスは来ないのです。日本人メジャーリーガーのヤンキース黒田博樹投手や、ボストンレッドソックス上原浩治投手は、今やメジャーリーグの中でもトップクラスの選手です。しかし、どちらも高校時代は控え選手でした。当時その二人を、補欠にした監督は間違っていたのでしょうか? たぶん違います。まだ、早かっただけなのです。普通なら大学では野球を続けられないような成績だった二人に共通して言えることは、ただ野球を諦めなかったことでしょう。
今年、乃木坂46は結成以来、最大のピンチを迎えました。みんなが3年間頑張って作ってきたものが崩壊の危機にあるのですから。今年の活躍と神宮の成功の光が強かっただけに、逆に大きな喪失感をメンバー、ファンともに負ってしまいました。ファンとしては、メンバー一丸となって目標に向かって頑張ってもらいたいと思っていますが、たまに聞こえてくるアンダーメンバーからのネガティブな発言が気になります。
アンダーライブが成功したことが自信となり、それがかえって活動の不満を大きなものにしてしまったのであれば残念で仕方ありません。今回のアンダーライブも、平日という逆境の中、有明コロシアム8000人をほぼ完売しているようですから、より自信が大きくなっていることでしょう。その自信を良い方向に向けて欲しいと思います。決して不満にしないで欲しいです。ファンに夢を与えるプロのアイドルが、夢を諦めたり、卒業をちらつかせることはしてはいけないことだと思います。
選抜に選ばれなくて悔しい気持ちは良くわかります。それはファンも一緒です。チャンスはいつ来るのかはわかりません。最初のチャンスが来るまで3年待つメンバーもいれば、すぐに次のチャンスがやって来るメンバーもいます。その時に向けて爪を研いで待っていて欲しいです。あなたたちに実力があるのはみんな知っているのですから。
今回のアンダーライブ セカンド・シーズンFINALの大成功、来年もう一度みんなで力を合わせて坂を登って行けることを期待して、この思いが少しでもメンバーやファンのみなさまに届くことを願っています。
3rd BirthdayLiveを10回以上、選抜とアンダーで区分けして聴いて、感想を聞きたい。
ファンとは応援する者。メンバーに意見する事はこの記事に意見する事と同じ事。
衛藤美彩さんも、ブログでアンダーライブに行きにくかったって、書いてましたね。FINALにやっと行けて感動したって。やっぱり、ちょっと壁があったのでしょうか。アンダーって呼び名だって、便宜上使ってるだけなので、あまり過剰に反応しなくても良いと思うんですが。それをわざわざ言ったり、ブログに書くから、周りに気を使わせたり、壁ができちゃうのではないですかね。アンダーって呼び名が嫌なら、変えて貰えば良いのに。ファンだって誰もアンダーって呼び名に拘ってないでしょ。外に不満言わないで、大人のスタッフさんに言えば良いのに。
まあそもそも何を満たせば選抜になるかが不明瞭だし。(歌唱力とダンススキルじゃない事は明らか。)
体ボロボロにして何とかライブを形にしている傍、不祥事メンバー(まあアンダーにもいるけど)が堂々とメディアに出てたら、そりゃ自分達のプライド維持する為にライブ選抜発言も出てくるんじゃ?
人間そこまで強くないよ。ライブをする為に選ばれた存在であると思えれば頑張れるじゃんよ。いかんのかいな?
アンダーってすごく彼女たちには失礼な言葉だと思います。
彼女たちを含めた全員で乃木坂だし、いなかったらそれはもはや乃木坂ではない
別のグループです。AKBとの差別化は確かに必要だと思うけど、別に劇場があっても
差別化はできる。だからみんなが活動できる劇場を作ってほしい。メンバーに活動の
場を作ってあげてほしい。
今回のみんながセンターなんてすばらしいじゃないですか。
こういう差別化もあるんじゃないですか。
間違いなくメンバーはまた坂を昇り始めましたよ。
この記事のことを考えながら昨日のライブに参加しました(推しは出ていないんだけど)。
「アンダー」には色々な見方があるんだろうけど、まいちゅんの「君の名は希望」でのMCにメンバーの気持ちが籠っていて思わず貰い泣き。それと最後のさゆにゃんの挨拶にも。
スレの話題とは関係ないけど、「ジョンソン」来るか?年長のファンにとって「ジョンソン」と言えば、たかさん(石橋貴明)がモー娘。の飯田圭織につけたのが思い起こされるな。能條につけたのが設楽っていうのもいいな。これは大チャンス。
ライブ選抜ってファンから言い出したと記憶してるんですが、その中で今現在の与えられたポジション(アンダー=誰かの代わり)ではなく乃木坂の名前でライブをやってる以上、選抜の残り物を見せるんじゃなく、乃木坂のメンバーとして最高のものを見せたいって気持ちの表れじゃないですかね。
現実にライブをする為に舞台に上がる彼女たちは遊びにきた訳ではなく、厳しいリハを行い選ばれてそこに挑んでいます、ただメンバーの誰も欠けなかっただけです。
運営がパフォーマンスするレベルに無いと判断したらライブには出れないし、誰でも上がっていいならリハなんてやりません、ライブの為に備え挑む彼女たちは立派なライブ選抜ですよ。
アンダーライブは選抜の残り物が遊びでやってるお遊戯会ですか?
アンダーライブはお金が取れるれっきとした立派なステージです。
ファンも納得しいるからお金を出して見に行っているんですよね。
歌もどこかのコピーではなく持ち歌ですよ。
48Gには研究生制度があるため、アンダーに出られることでさえ努力が必要です。
そしてアンダーも立派な仕事とされています。48Gのアンダーとは言葉の意味が少
し違うような気がします。どちらにも失礼な言い方のように思えます。
ライブ選抜に運営も呼び方を改めてもよいのではないでしょうか。
まずはファンから言い方を改めてもいいですね。
選抜、アンダーの別け隔てがなかったとしても、その次は「ポジション」「序列」の優劣がより顕在化されるだけで結局同じ事だと思う。大人数アイドルの宿命でしょう。
私も永さんが「アンダーはライブ選抜」と言いだした時には、違和感を感じたクチです。
アンダーは「選抜」されたわけではないだろうと。
プライドを持つのは大いに結構なので、そのパワーを健全な方向に向けて欲しい。
ポジションの違いは他のグループでもあることなのでそれほど大きくありませんが、選抜、アンダーはメディア出演に差があるのでポジションとは比較にならないくらいの差が生まれます。
選抜固定しすぎだと思う。
個人的にはより多くのメンバーの可能性を見てみたい。
それこそスポーツのように結果が数値化できないものも多いだけに難しいの
でしょうが、素人目には一部を除きそこまでの差はないかと思います。
あのおニャン子クラブでも、基本的には40名程度が、(ポジションの優劣があるにせよ)一緒に歌っていましたよね。みんな一緒に歌ってはいけないんでしょうか?
アンダーメンバーって、プロなんでしょうか?
きっと、1人で街を歩いていても「乃木坂のメンバーだ」って声をかけられることも気づかれることもほとんどないと思います。
あのアンダー常連の2人の不祥事は、アイドルでありながら、アイドルとしての自覚が持てる活動ができていなかったのだと思います。きっと、「自分はアイドル、芸能人なのか?思い描いていたアイドルと違う」と自問自答し、悩んでいるうちに心の隙間が大きくなっていき、アイドルとしての自制よりも、一人の10代の未熟な人間が勝ってしまい目の前の楽しいこと、うれしいことに向かって行ってしまったのだと思います。街で声もかけられない自分が、週刊誌に掲載されるとは夢にも思っていなかったと思います。(2度目の時は知りませんが)
選抜とアンダーを分けて、誰がどう得をするのかが理解できません。
表題曲は全員で歌い、カップリングを、人気メンバーでのユニットを作って歌った方が良いと思いますが。全員で表題曲を歌うことが難しいのであれば、EXILEと三代目J Soul Brothersのように兄弟グループで別活動でも良いのでないでしょうか?(認められれば、EXILEへ昇格)
表題曲を歌うことで、アイドルとして得られる自覚や自信もあると思います。
川後が以前言ったようにテレビや雑誌に出ている選抜メンバーが「乃木坂さん」という自分と全く別の世界のグループくらいに感じることも理解できるし、アイドルとしての自覚がなくなった大和や畠中の気持ちも理解できなくないと個人的には思っています。
「アンダーでもめげずに前向き」にと言っている中で、水を差すような意見を申し上げ、すみませんでした。
じつは私もずっとそう思っていました。ただそれを言うと「不祥事を起こしていないメンバーだっているじゃないか」という話になるので気持ちを収めておりました。
地方から上京し学校を転校してまでアイドルの道に進んだ。それにもかかわらず選抜にならずにアンダーが続いたとしたら?自分の身に置き換えた場合、目の前の楽しいことに行ってしまうかもしれません。
選抜になれないことが不祥事の原因というのは早計かもしれませんが、選抜になる明確な基準がない中でメンタル面で持ちこたえ続けるというのは簡単なことではないでしょう。
彼女らは大きな夢は持っているわけですから、その気持ちを維持できるよう小さな目標を与えてあげることは必要なのではないでしょうか。
がんばれ
読みごたえありました。
乃木坂の中で人気者になるのを
目指しているのではなく
芸能界でひとりでやっていけるかを
目指しているのでしょうから
大学卒ぐらいの年齢でも
チャンスが訪れなければ
待ちきれないかもしれません
それでも『16人のプリンシパル』があるだけ
乃木坂はまだいいかもしれないですね
今日有明に行く前にこれを読めて良かったです。
プロ野球には打率や防御率など数値化したものがあるのですが、選抜の基準がはっきりしないところにモヤモヤ感があるのでは。握手会の人気なのか、パフォーマンスのうまさなのか、ソロ活動の数なのか。
「選抜」「アンダー」はなくならないでしょうが、それ以外の枠組みでの活動は増えてほしいですね。
アンダー押しだけど、最近のアンダーの言葉に違和感を覚えるあたり、ものすごく共感します。
なんだか現実を受け入れたくないように見えて…私は選抜に選ばれなかったという現実は受け止めて頑張ってほしいのですが…
好きだから残念な気持ちも少しありますね。
最近のアンダーのメンバーを推しつつ拭えぬ不満感を
隠しきれずに吐露する心情にやりきれないものを感じ
ているファンの一人として少し救いを感じさせてくれ
る文章です。
ありがとうございます。
個人のタレント性という点数では評価されない評価に
苦しむメンバーとできるならなんとかしてあげたい
ファン心理とが錯綜して苦しみます。
誰のどこを推すかは運営さんの方針が絶対なのは
当たり前なのですが、推しの事となるとつい
自己レスします。
一つ大事なことが抜けていました。
野球選手の選手生命は35くらいですか?引退は
女の子のアイドルのピークは20歳くらい?
あとは売れていない限り淘汰されて、どんどん
若い娘にしかチャンスが与えられなくなります!
この焦りは頑張っていさえすればチャンスを与え
られる運動選手には無いものです。
悪い表現になりますが女の子としての賞味期限は
本人の努力ではどうにもならないのです
一昔(ほしのあき登場以前)まで、グラビアアイドルといえば、20代までの女性の仕事でした。
それが、ほしのあき登場以降、30代でもグラビアを続けているグラビアアイドルが増えたと思いませんか?
アイドル歌手も20代後半でも、30代でも続けていいと個人的には思っています。
AKB48で華々しく(不祥事、干されでなく)卒業された方々の多くは、年齢というよりも、活動の幅を広げ、芸能人、タレント、女優としてステップアップしたい本人の意向があっても、アイドルグループのメンバーという枠の中での活動だと、思うように活動の幅を広げられないからグループ卒業という理由が大きいような気がしています。
男性アイドルジャニーズも光GENJI以前は、アイドルとしての活動期間が非常に短かったと思いますが、SMAP以降は、アイドルとして長く活動できる道が見つかったのだと思います。
要は、本人やスタッフなどの努力、コンセプトの作り方、仕事の選び方しだいでは、長くアイドルとして活動できる新しいアイドル像が作り出せると思います。
それとも、お気に入りの推しメンも含め、ある程度の年齢になったら、女性アイドルは引退してほしいと思って応援しているのでしょうか?