Nogizaka Journal

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2018/12/6

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小説『トラペジウム』(著者:高山一実/発行:KADOKAWA)

「主人公=著者」からの脱却が生む非アイドル感 高山一実『トラペジウム』を読んで

高山一実の小説デビュー作『トラペジウム』(KADOKAWA)の主人公・東ゆうがこんな発言をする。『アイドルになりたくない女の子なんているんですか?』『私、可愛い子を見るたび思うのよ、アイドルになればいいのにって。でもきっときっかけがないんだと思う。だから私が作ってあげるの』。彼女にとって、「アイドル」というのは圧倒的な...
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