乃木坂46のブログにまつわるetc. 第14回「季節の順番」


乃木坂46・斎藤ちはる

 前々回の記事「言葉にできない」の中で書いたことを実践したいと思います。「彼女達の言葉に真摯に向かい合う」です。少しずつですが、メンバーが今回の選抜発表後の気持ちをブログに書いてくれています。本来、公平にみんなのブログを取り上げるべきなのでしょうが、一ライターのできることには限度があります。申し訳ありませんが、アンダーメンバーのブログを優先的に取り上げさせてください。

 今回取り上げるのは、斎藤ちはるさんの4月22日のブログ「このまま全力(´>∀<`)ゝ」です。その中でAKB48の「蕾たち」を聴いてくださいと書いています。それが斎藤さんの気持ちそのまんま、だと。で、聴いてみました、そして、歌詞を読みました……、わかります、彼女の気持ち。
 都合上、この記事に「蕾たち」の歌詞全文を載せるわけにはいきません。お手数ですが、歌詞サイトで読んでみてください。(「蕾たち」J-Lyric.net
 曲の中で「季節の順番」という言葉が出てきます。周りの蕾は花を咲かせようとしています。でも、自分はまだ硬く閉ざした蕾。神様が言うのだそうです、どの花でも、いつかは花開くときが来ると、「季節の順番」だと。でも、それは本当でしょうか? そういう不安がよぎります。
 メンバーたちはもう2期生と対面しているのでしょう。何人選ばれたのかも知っているのでしょう。固定化してきた選抜枠を得ることは、さらに厳しいものになります。本当に「季節の順番」なのでしょうか? 

 そして、こんな歌詞もあります、「名前を覚えてほしい~ ~こういう花もあるって 気づいてくれるだけでもいい 陽が当たるように こっちを見て」
 前回の記事と同じことを言おうと思います。「僕達乃木坂ファンは君達のことを見ている」、そういうメッセージを、今こそ彼女達に送るべきです。一人の力は小さいけれども、集まれば、心に届くかもしれない。「蕾たち」の印象的なフレーズと共に、斎藤さんにメッセージを送りませんか?

 最後に、僕は選抜のシステムを否定しません。何故なら、その枠の中で頑張ろうとするメンバーがいるから、その頑張りを否定したくないから。斎藤さんもその一人です。僕は、彼女が試練を乗り越えて、いつの日か、初選抜の喜びに涙する姿を見てみたい。僕は応援したい、初選抜への道のりを。僕は信じている、初選抜の季節を。

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筆者プロフィール

Okabe
ワインをこよなく愛するワインヲタクです。日本ソムリエ協会シニアワインエキスパートの資格を持ちます。乃木坂との出会いは「ホップステップからのホイップ」でした。ファン目線での記事を書いていきたいと思います。(ツイッター「Okabe⊿ジャーナル」https://twitter.com/aufhebenwriter

COMMENTS

  1. ちはるは小林まことの漫画に出てくる女の顔立ちそのもの

  2. ニコ生でアンダー放送毎週やってほしい。

  3. 問題はアピールの場だよね。
    他推しからの鞍替えファンじゃなくて、新規ファンを作るには乃木どこしかないよね。
    今後も斉藤優里がスタジオに行けないなら、変わりに2〜3人ずつ入ればいいよね。

  4. アンダーの事取り上げでくれて有難うございます!
    アンダーの子がアピールできるところは、本当に数少ない。
    その中でもちはるちゃんは、顔当てクイズ、斎藤家の歌、など、出来る事を一生懸命にやっていると思う。
    いつか花咲かせてあげたい。

  5. 選抜制度は僕も否定はしませんが選考基準が一切わからず、曲ごとの選抜された詳細な説明が無いからファン(メンバーも)の不満やモヤモヤがたまる一方です。
    6thのフロント3人に関しては握手人気ということだけは明確になりましたが。

  6. 人数が増えたらアンダーにも入れない子が出てくるでしょう
    それか、紅白になるかな?

  7. いい記事書くねー
    なんかアンダーとは何か改めて考えるようになった
    今日の市來のブログで
    「33名揃って、乃木坂46だから。」

    選抜の時はもっと上向きに自信を持って言えたことが、
    アンダーとなった時は、
    その言葉にすがりつきたいという必死な思いと、
    一方ではネガティブな自分もいました。

    って言葉が心に残った
    やっぱりどっちも経験した人は違うと思った

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