ブログにまつわるetc. 第21回「人の歩み」


若月佑美の描いたイラスト

 7月22日の若月佑美さんのブログ『耳が痒いの!イヤー!というくだらないダジャレを布団の中で思いついたのはこの私さ。』で紹介されているデザインイラスト『人歩-トホ-』に感銘を受けたファンは多いのではないでしょうか? もし見ていない方がいたらもったいないと思い、記事にしました。表題写真がそのイラストになります。

 あえて皺をよせたようなクシャクシャの紙に、足跡が続いています。デコボコの道を迷うかのように、寄り道しながら歩く足跡、そして最後には選択にたどり着きます。ブログには、その姿を自分に、あるいはファンに重ねて、若月さんからのメッセージがあります。「大丈夫。迷ったって思ってる君も必ず前には進んでる。時が昨日に戻れないように、道も前にしか進めないように出来てるから。後ろに道はない。でもその進む道を決めるのは自分」。

 イラストをよく見てみると、英語が書いてあります。「Time misspent in youth is sometimes all the freedom one ever has.(イギリスの小説家アニータ・ブルックナーの言葉)」「Memory is retraced.」「The one step becomes a way again.」。これは若月さんがイラストとは別に書いたメッセージに通じる英文だと思います。
 若い時に迷ったり、寄り道したりしても大丈夫、必ず前には進んでいるから。昨日を思い出すことはできても、昨日に戻ることはできない。迷って立ち止まっても、君の選んだその一歩が、君の進む道。
 2つを合わせてみると、こんな感じになるのでしょうか。

 
 ゼロからものを創り出すこと=創作。ゼロからというのは非常に難しく、だからこそ洗練されたアイデアの詰まった創作物に人は感動します。たとえば乃木坂46の活動における創作は、歌、ダンス、演技、そしてデザインなど。

 ブログの一要素として何気なく挿入されている若月さんのデザインイラストですが、今回の作品には6時間もかかっているそうです。心を動かす力と、心を高揚させる熱と、心にしみこむ透明感にあふれています。
 Tシャツのデザインとしてどうでしょうか? 素敵だと思います。

アニータ ブルックナー
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筆者プロフィール

Okabe
ワインをこよなく愛するワインヲタクです。日本ソムリエ協会シニアワインエキスパートの資格を持ちます。乃木坂との出会いは「ホップステップからのホイップ」でした。ファン目線での記事を書いていきたいと思います。(ツイッター「Okabe⊿ジャーナル」https://twitter.com/aufhebenwriter

COMMENTS

  1. 乃木坂に限らずアイドルのTシャツのデザインは
    公式でも大してかっこいいものではない
    むしろダサいことのほうが圧倒的に多い
    だとするならばメンバーにデザインさせたほうがいいと前々から思っている
    難しいことではないのになぜやらないのか不思議でしょうがない

    • 応援の動機も人それぞれだけど、アイドルへの心酔ってそもそもカッコイイものじゃないから。
      すでに愛でているものに対し格好良さ、押し進めると実用性をすら求めない

  2. 若月はイラストや言葉で自己表現する力が凄いね♪
    ブログってツールは、若月みいたいな表現方法を得意とする子には有利なツールだよね。
    一方で歌やダンスで自己表現(若月はこの二つで自己表現するのは苦手だけどw)する子は、その舞台が少ない乃木坂ではちょっと可哀想だな。。。

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