「週1でマネージャーとミーティング」、菊地亜美に学ぶアイドルのセルフプロデュース

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 2014年6月21日に放送されたラジオ日本「菊地亜美の1ami9」(毎週土曜22時)にて、アイドリング!!!16号の菊地亜美が自身のセルフプロデュースについて語っていた。

 この日は元乃木坂46の宮沢セイラ(宮澤成良)がゲスト出演。バラエティで活躍中の菊地は、宮沢が会ってみたかった芸能人ベスト3の1人で、理想のルートを進んでいるのだそう。宮沢の質問に答える形で明かされた菊地の処世術は、アイドルグループのメンバーはもちろん、ソロで活動するアイドル、ひいては駆け出し中の芸能人全員の参考になりそうだ。

菊地亜美:私は一番メンバーとかのことも見てて。こう言うと、メンバーを馬鹿にしてるわけじゃないですよ、下に見てるわけでもないんですけど。なんかメンバーの子ってすごい、マネージャーさんとの距離がすごいヘンに遠いんですよ。

宮沢セイラ:え?そうなんですか。

菊地:私は全部やりたいことも、これはやりたいですけど今の自分ではできないってわかってるんですけど、いつかやりたいので今これやってますとか、こうこうこうしたいので今これ見てますとか、全部、もう週一くらいでミーティングしてたんですよ、マネージャーさんと。

宮沢:へー。

菊地:でも、メンバーとかは「本当はモデルをやりたいんだけど、マネージャーさんに言えないんですよ」とか、そういう子ばっかだから。

宮沢:うん。

菊地:まず、マネージャーさんを味方につけないと絶対無理じゃないですか。だから私は、自分の出た番組、アイドリング!!!しか出てない番組の、自分がちょっとイケてるなってとこだけをマネージャーさんにDVDで作ってもらって、それを各プロデューサーさんとかに観てもらったんですよ。

宮沢:すごーい。へー、メモ!

 アイドルのセルフプロデュースについて、テレビ東京で今年3月まで放送されていた「指原の乱」に出演した日本テレビプロデューサーの毛利忍さんが、研究生時代の指原莉乃(当時AKB48)の売り込みが凄かったと証言していたこともある。あるコンサートの打ち上げの席で、番組でこういう企画をやりたい、自分にはこういう特技があるなど、ずっとプレゼンされ、指原には当時からプロデュース能力があったと話していた。

 大所帯になるほど、菊地のように個人のプロモーション用に別途資料を用意してもらったり、指原のようにプレゼンが採用されることは難しくなるかもしれないが、現在活躍する2人のモデルから考えると、自分がやりたいこと、今できることをしっかりと伝えた上で、それに向かって努力する姿勢は最低限必要なものであることがうかがえる。

 放送では他にも、宮沢の乃木坂46時代の話から、現在のモデル業や今後の話、菊地の恋愛観が語られるなど、終始にぎやかなトークが繰り広げられた。

 番組のオンエアは毎週水曜日に番組公式ブログ「アミキューブログ」にてポッドキャスト版を配信中。今回の放送が聴きたい人は6月25日の更新を待とう。

関連「菊地亜美の1ami9」番組公式ページ
関連アミキューブログ&ポッドキャスト | 菊地亜美の1ami9

筆者プロフィール

管狐
乃木坂46に関する情報発信の場として、2012年に当サイトを開設・運営。ライターとしてはビジネス・エンタメ・スポーツを中心に寄稿も。ご依頼はコンタクトの専用フォームよりお問い合わせください。情報提供・取材案内もお待ちしております。

COMMENTS

  1. 一見アイドルはモデル・役者・アーティストへの近道のように見えて、
    握手・ライブ・バラエティ・雑誌など広く浅くを続けることになって
    専門分野の追求ができないぶん、卒業後の活躍を考えると遠回りなのかもね。

    アイドル歴が長くなるほど、歌・ダンス・演技・トークの全てをそこそこ
    こなすことができるようになる。そこで中途半端に築いた型も
    本格的にどれか道一本へと進む際に足を引っ張ることになりかねないし。

    AKBのOGで役者を望んでいる子がいたけど現状あまり目立った活躍が
    見られないのは、アイドル時代に多様な仕事と平行しながら身につけた
    良くも悪くも無難にこなす演技からの脱却が困難というのもあるのかも。

    それこそセルフプロデュースや自己追求に人一倍長じてないと
    専門分野での安定した活躍は難しいのかもね。

    でもアイドル時代に手広く仕事をしてるぶん、例えば女優として
    成功できれば、歌・ダンス・トークもできるスーパー女優への
    クラスチェンジもできるかも。

    結局どの仕事もそうだけど、本人のやる気・意欲しだいだね。

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