乃木坂散歩道 第24回「雲一つない青空に想う」

 ゴールデンウィーク初日、いい天気なので、木洩れ陽のした、シートを引いて寝転がりました。空を見上げると、雲一つない空、そして、その空の青をバックに新緑の木々が鮮やかに映えていました。その緑をよく見てみると、みんな同じ色ではなく、一本の同じ木の中でも葉っぱの色は様々で、濃い緑や淡い緑、黄色ががかった緑、そして、陽に当たる緑、影になっている緑が存在していました。

 気になったので、木に近づき、下から葉っぱを見てみました。陽に当たりやすい場所に葉が茂るのが、自然の摂理です。陽の当たらない場所の葉は萎れてしまっているようでした。
 若い小さな木は、まだ枝も多くなく、どの葉も陽が当たりにくいということはありません。大きくなれば、枝も増え、どうしても影になる部分が出来るため、陽が当たりにくい部分もできてしまいます。
 でも僕は探しました、大きくても、陽が当たりにくそうな場所に葉を茂らせている木を。そういう木があってほしい、そういう木があってもいいじゃないかって思うから。

 そういう木は実際に存在します。探すこともそんなに難しくはありません。太陽の光は、様々な角度から木々を照らすから、今、陰に見える葉っぱも、太陽に照らされる時間があるのです。光には、散乱という特徴があります。影になる部分にも光は届くのです。強い太陽の光は、影になったとしても、育ててくれるだけのエネルギーを持っているのです。そんな木を見ていて思いました、おまえたちは羨ましいなって、幸せだなって。

 
 風が心地よい新緑の季節の昼下がり。頭上には雲一つない青空が広がっているのに、僕の、僕達の心の中にはくもり空が広がっています。

筆者プロフィール

Okabe
ワインをこよなく愛するワインヲタクです。日本ソムリエ協会シニアワインエキスパートの資格を持ちます。乃木坂との出会いは「ホップステップからのホイップ」でした。ファン目線での記事を書いていきたいと思います。(ツイッター「Okabe⊿ジャーナル」https://twitter.com/aufhebenwriter

COMMENTS

  1. 安藤美雲という才女を失うってことの意味は思っているより深刻かもしれないな。

    本人の希望や意思って言われると、こんなこと言うべきじゃないとは思うけどあえて書かせてもらおうかな。

    最終的になりたいものは別にあるけど…他にもやりたいことはあるけど、それでも「今は乃木坂でやりたい」っていう気持ちを失った、ということでしょう?

    衛藤にしたってミスマガジンが足かせになるなら合格させる方がおかしいし、安藤、川村が上手すぎるからコンセプトに合わないっていうのも同じ。

    ほかにグループ内での取り組む姿勢とかが問題になってるなら外からは何も言えないけどね。

    もし今回のプリンシパルを「ただやるだけ」で、そこから新しい展開につなげられないのならこのグループは終わりかもしれない。さすがに2期生まで入れてそれはないと思うが…。

    なんだかんだで劇場からの叩き上げ48Gは強い。
    乃木坂が「この子らは違いを生み出せるかも」という期待を感じさせていながら、運営のアイディアが追いつかないということになればメンバーの努力など悲しい徒労でしかない。

  2. 劇場持ってれば発散できたのになぁ
    SMEのコンセプトが「逃した魚の損失を回収するだけ」と一本化が露骨になってきたので
    離脱者が増加するでしょうね

    運営は「二期生認知厨特需」に過剰な期待を抱いているのだろう
    真夏の認知厨が予想以上に当たったので味を占めたのだろうね(怒

    • こんな状況になってしまうと二期生に並ぶのも難しい
      その行動が一期生の卒業につながる
      こう考えても考えすぎと思うことができん
      運営は今後どうするつもりなのか

  3. >直接は無理だけど、柵の外からなら見れるんじ>ゃないかな?
    ⇒ありがとう‼
    いても立ってもいられない気持ちなんで
    とりあえず現地まで行こうかと思います!
    何も変えられないけどただその場に行きたい

    • ただ、美雲本人がみんなから見えるところまで出てきてくれる確証は無いです。なにかしらのアクションがあると期待はするけど。

  4. そうか…全握券では無理か
    答えてくれた人ありがとう
    近所のCD屋にまだ一枚だけあったんで
    地方から行こうかと思ったのだが。
    あーいろいろと
    アイドルのファンになる事は辛いもんだな

  5. 明日の握手会ってCD初回の全国握手券では
    行けないの?
    最初で最後だが声を掛けに行きたい

  6. きれいな雲を見ると、美雲ちゃんのことを思い出す人、結構いるみたいですね。自分もその一人です。これからはきれいな雲を見ると、少しせつない気持ちが混じりそう。

  7. アンダーにも乃木どこ出演や他の活躍の場を提供して欲しいと何度も運営に意見したが、結局無視された。
    美雲の貴重な青春を返せ。

  8. いくら美しい雲でも風に流されてしまう
    そこにいると思っても気づいたら見失ってしまうかもしれない
    でも一度見た美しい雲は二度と忘れない

    今までありがとう
    もう誰も見失うことがおきないように

  9. 雲が雲であるためには変わり続けないといけない。
    みたいな綺麗な話は今はいいかなって

  10. この先空に浮かぶ雲を見上げる度、
    我々は幾年月にも渡りあの笑顔を思い出すであろう。
    そしてその度に我々はふっ…と笑顔になれる。
    我々は未来永劫あの笑顔に救われる。
    美しく素敵な名前で本当に良かった。

  11. あぁ…美しい雲が…
    ただただ悲しい
    これからも乃木坂は応援するけど
    単推しはもうやめよう
    アンダーの子中心に出来るだけ
    多くの子に会いに行こう

  12. 多人数グループの影の面だなぁ。
    グループの大成よりも、個人に目を向けてしまう。
    頑張るって何だろな。何を頑張ってって言えばいいんだろな。

  13. ブログで本人も最近雲のこと書いてたような(T-T)
    乃木坂での活動が今後の人生に少しでもプラスになりうることを願います

  14. 自問する。
    誰かのせいにするのは簡単だ。だけどそれだけでいいのか。
    「陽の当たらない葉っぱ」を、「陽に当てるための手助け」をしたか。
    握手レーンに並ぶ。ブログにコメントする。乃木ここを始めとした企画の感想や活動方針への抗議の声を運営に送る。
    俺はまだまだ出来てなかったよ・・・。

  15. 美しい雲はなくなってしまう

  16. 素晴らしい名文だと思います
    感動しました

    そう。
    乃木坂という木の、その葉一つ一つに実を育ませるためには
    天から降り注ぐ光が必要なんです
    しかし、その役割を与えられているのは
    幾多にも別れた細い根を通して
    地下深くでかろうじて繋がる我々ではありません
    悲しいけれど我々は、
    乃木坂という木が枯れないように栄養を与えてあげる存在でしかない
    木が天高く伸びていくためには、我々よりも、
    さらにメンバーよりも、高い次元にいる存在が光を与えなければいけないのに……

    今回のことは天から光を与えている存在にとっては
    弱った葉一枚落ちただけと思うのかもしれません
    しかしその葉一つ一つは
    結局は同じ幹につながっている
    そして我々も

    天から光を与えている存在にはわからないかもしれないけれど
    私たちはこの木が疲れている
    光を欲している
    このままではいけない
    それをはっきり感じています

    手遅れになる前に気付いて欲しい

    何か我々に出来ることはないか
    最早手遅れになったぶぶ

    • 後半変な文章がくっついてすいません

      やはり運営にメッセージを送るというのが単純な手段でしょうか
      しかし運営はもしかしたら一枚岩ではないのかもしれないし
      俺たちについてこいと言った人間が
      こんな状況を作るとも思えない・・・

  17. 昨日の日比谷ライブみたいな写真ですね
    上から虫やら葉っぱやら降って来て大変でした
    うぇいうぇうぇいうぇいうぇうぇい!

  18. 美しい空に美しい雲
    寂しさと優しさと安堵の表情で
    誰よりも輝くその笑顔

    そう
    君の名は
    アンチャンマン

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