”目に見える世界は すべて過去の物語さ”
哲学的で独特な「指望遠鏡」の世界。歌詞も素敵なのですが、ＭＶも非常に素敵だなって思っていました。『冒険』から連想されるイメージがいっぱい詰まっています。このＭＶの撮影が伊豆大島である事を知り、長期休暇を利用して行ってみることにしました。
そもそも「指望遠鏡」とは？ とかしげる方もいるかもしれませんので、簡単に紹介します。「指望遠鏡」は乃木坂４６の４ｔｈシングル「制服のマネキン」のカップリング曲で、そのＭＶはタイプＡのＤＶＤに収録されています。アニメ「マギ」のエンディング曲にもなりました。
https://www.youtube.com/watch?v=_V7OAp5PPxo
今まで乃木神社や横浜ベイサイド（「１３日の金曜日」ＭＶ撮影場所）といった、乃木坂４６にゆかりのある場所を訪問してきましたが、その度に新たな発見がありました。
今回発見した一つが『メンバーが見た景色』です。ＭＶをヒントにして、伊豆大島内の撮影ポイントのいくつかを特定することが出来ました。そのポイントに実際に立って周りを見渡してみると、とてつもない景色に、ただただ圧倒されます。こんな景色を見ながら「指望遠鏡」を歌っていたのか……、ＭＶのメンバーの瞳に映る景色、それを皆さんに紹介したいと思います。
伊豆大島の中心部・元町から車で１０分ほど走ると、「地層切断面」が見えてきます。地層が１００メートルにわたって見ることができるという場所です。撮影ポイント紹介の序の口で、ＭＶでは星野みなみさんがその場所を歩くシーンがあり、”０：４６～”使われています。
伊豆大島は火山島で、ほんの少し歩くだけで、景色が大きく変わります。そのため、ＭＶを見ていると、撮影ポイントは大体推測できます。次の紹介ポイントは”０：４０”から度々登場する、三原山をバックにして草原の様な所でメンバーが歌っているシーンです。
よく見てみると、存在感のある黒い大きな岩がありますが、これは溶岩です。ここは三原山の麓に当たる場所だと思います。ただ、車で行けるような場所ではなく、少なくとも４０～５０分ほど歩かないといけません。三原山がバックになくて、メンバーが草原や木々の間にいるシーンもこの近辺で撮影されたのではないかと思います。
下の写真は”１：００”に橋本奈々未さんと松村沙友理さんとが写っているシーンの場所です。見比べてみると、背景に映っている黒い岩の形が一緒です。
少し長くなりそうなので、今回の記事は前後半に分けます。
前半最後は１番のサビの最後”１：２６～”のシーンから、長い一本道の場所です。この場所は三原山山麓から樹海へと抜ける道になります。メンバーの歩く方向は樹海⇒三原山なので、メンバーの目には、上に載せた様な景色がちょうど見えているはずです。
その場所の写真がこちら。
そして遠景がこちら。三原山の近く、裏砂漠と呼ばれる場所から樹海方面の撮影になります。
前半最後におまけ。
確実に特定はできなかったのですが、限りなく撮影場所に近かったであろう写真です。
”０：５４～”の、メンバーが樹海を歩くシーン。
今回の取材で唯一の後悔が、クマの被りものをしていた生駒里奈さんが乗っている木を特定できなかったことです。
では、後編に続きます。
【過去の聖地巡礼】
乃木坂散歩道 第７回「聖地巡礼 乃木神社」
乃木坂散歩道 第１５回「聖地幕張巡礼」
乃木坂散歩道 第２５回「聖地巡礼 横浜ベイサイド」
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♪指と指を丸め両目にあて～
だったら「指望遠鏡」じゃなく「指双眼鏡」では？
ま、どうでもいいけど…
別に単眼鏡って言ってる訳じゃないから問題ないでしょ
てか双眼鏡も望遠鏡のひとつだし
どこかなと思ったら、伊豆大島だったのですね？
とってもきれいなところですね。
レポートありがとうございます！！後半も楽しみです。
このPVロケの時、若月は高熱のフラフラ状態でやりきったって言ってた事思い出した。流石、『顔芸のプロ』は芯からプロだね。舞台主演おめでとう!! 私も一生に一度、行ってみたい場所の一つです。巡礼お疲れ様です。