前回の記事では写真集の「乃木坂派」というタイトルにこだわりましたが、この記事では本誌で印象に残った写真について書いていきたいと思います。
臨海学校をテーマに撮影された「乃木坂派」はメンバーブログやインタビューなどで書かれている通り、自然な表情がとても多い写真集ですね。普段のグラビアよりも、ブログの自撮りやプライベート写真に近い印象を受けます。
この写真集の最大の魅力というか、凄いなって思う所は、カメラマンが乃木坂に入り込んでいる所だと思います。まあ、その点はメンバー同士の写真には劣ってしまうでしょうが、メンバー同士の写真にはない、アングルだったり、構図だったり、メンバーの魅せ方があって、ブログの写真や、生写真とは違った楽しさがありました。
そんな中で、皆さんはどのシーンがお気に入りですか? 「推しメンが」とかを除いて、僕が一つ選ぶなら、トランプをするメンバーから、一人離れて読書をする橋本奈々未さんのシーンです。なんて言うんでしょうか、思わず話しかけたくなっちゃいました。
「ねぇ、なに読んでるの?」
「ん? 中村航さんの『僕の好きな人がよく眠れますように』だよ」
「ななみんらしい選択だね」
これも妄想ですが、実際、あの時にこういうやり取りがあったんじゃないかなって、そんな会話が聞こえてきそうな写真です。
乃木坂で写真といえば、生写真です。着飾って、ポーズをとって、表情を作って。その写真はそれはそれで魅力的です。今回の「乃木坂派」は写真集です。生写真とは全く別物で、表情なんかも、決して可愛いいだけじゃない、色々な表情が見られました。思いっきり笑っている顔、恥ずかしがっている顔、ビックリしている顔、雰囲気としてわちゃわちゃしていて、写真を見ていると、彼女達の会話や歓声が聞こえてきそうでした。
僕にとっての「乃木坂派」の最大の魅力は、『声』です。「乃木どこ」、「乃木ここ」、「乃木のの」で聴きなれた彼女達の声が、「乃木坂派」を見ていると聞こえる気がするんです。そして、どんなこと話してるんだろうな?って自然と想像しながら見てしまうのです。
橋本さんのシーンはそんな写真の中でも、思わず話しかけたくなってしまう様な写真でしたので、僕の一推しとさせていただきました。皆さんにとっての「乃木坂派」の一推し写真はどれですか?
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私もこのワンシーンが好きです。
私は「しゃべりかけたくなる」という感想とは真逆の感想を持ちましたね~。
メンバーが同じ空間の中で、好き好きに時間を過ごすことを許容しているといった、メンバー同士の信頼関係や気の置けない仲である雰囲気が好きです。
この後にストーリーを付け足すとしたら、さりげなくじゃれてくる飛鳥を、ななみんが読書しながら片手間に優しくかまってあげる図を想像しました。妄想だけど、微笑ましいです。笑
乃木坂派は1枚の写真から色々なストーリーが想像できるところが醍醐味ですね。