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乃木坂46卒業生インタビュー 伊藤寧々 −次の坂の途中−

伊藤寧々インタビュー

 伊藤寧々が帰ってきた。昨年10月、乃木坂46史に残る伝説の公演となったアンダーライブ2ndシーズン千秋楽をもってグループを卒業した伊藤寧々が、Nogizaka Journalのインタビューに応じてくれた。アイドル時代と変わらず落ち着いた雰囲気の彼女は終始笑顔でインタビューに応え、「毎週小テストがあって大変なんですよ~」と言いつつも、表情からは今の生活の充実ぶりが見て取れた。乃木坂46卒業後初のインタビューとなる今回、伊藤寧々の過去・現在・将来についてたっぷり語ってもらった。

取材・文=ポップス 編集・構成=管狐/ポップス 写真=Ray Otabe
場所=関西コレクションエンターテイメント

ー * ー

―—乃木坂46を卒業して半年以上が経ちましたが、もう半年という印象ですか? まだ半年という印象ですか?
伊藤:半年経つのは早いなというのが大きいです。

——卒業するタイミングでファンは、大学生の市來玲奈さんや安藤美雲さんは「今後大学に通って行くのだろうな」だとか、宮澤成良(現・宮沢セイラ)さんであれば「モデルをやっていくんだろうな」とイメージしていたと思うのですが、伊藤寧々さんはどちらかというと今後の進路を明確に示さないまま卒業されたという印象です。ファンが現状の伊藤寧々さんについて知っていることといえば、Twitterでの情報くらいだと思うので、今回は現在の伊藤寧々さんについて掘り下げていくようなインタビューになればと思っています。
伊藤:はい、わかりました。よろしくお願いします。

お世話になっている先生の薦めで今の大学へ

―—では最初に今現在主に何をされているか、簡単に教えて頂いてよろしいですか?
伊藤:大学生をしながらKCE(モデルスクール「関西コレクションエンターテイメント」の略称)に通っています。

——何がきっかけで、いつ頃から大学に通おうと思ったのですか?

インタビューに答える伊藤寧々

伊藤:卒業直後は進学する予定はなくて。小さい頃からお世話になっている塾の先生が今の大学を薦めてくださって、今年の2月くらいにギリギリで受験して合格しました。専門は説明が難しいんですけど、主に家政科でやるような内容と、それに加えて自分が好きな資格が取れたりですね。資格が結構取れる学校で、今取ろうとしているのはMicrosoft Wordの検定とパーソナルカラー(※1)っていう色彩学の勉強をしています。

——じゃあ実用的な資格を取っていこうとしているんですね。大学生活が始まって3ヶ月程経ちますが、大学に入学してみて想像とのギャップなどはありましたか?
伊藤:やっぱり高校卒業後もアイドルをやっていたこともあって、今私が通っているのは一つ年下の子たちと一緒でそこが一番不安だったんですけど、みんな普通に接してくれて。今、毎日がすごく楽しいです。空き時間はよく集まってみんなで写真を撮っていますね。

——大学生になって何か新しく始めたことなどはありますか? Twitterでは最近カメラ女子だなんてこともつぶやいていましたが。
伊藤:カメラも授業の一環なんです。「人」も撮るし「景色」を撮ったりもするし、なんでも撮っていますね。

——今、乃木坂46としての活動を終えて、都会を離れてみて何か心境の変化のようなものはありますか?
伊藤:そうですねー。乃木坂46の中では、物事の流れがすごく早いので、自分のことについて流動的にしか考えられなかったのが、そこから離れて心にゆとりができた感覚はあります。自分の今後について見つめ直す時間ができたりだとか。

乃木坂46加入前:歌をメインでやっていきたかった

——伊藤寧々さんの近況がわかってきたところで、ここからは時系列にそって伊藤さんの過去について振り返りたいと思います。
 上京したのは乃木坂46への加入が決まる前からでしたね。ソニー・ミュージックレーベル「MASTERSIX FOUNDATION」主催の「NEXT BREAK」というライブイベントに出ていらっしゃったと思います。共演者の中には、アイドルグルーブのDancing DollsやロックバンドCzecho No Republicに所属するタカハシマイさんなどがいらっしゃったようですが、当時の伊藤さんはどのようなパフォーマンスをされていたのでしょうか?

インタビューに答える伊藤寧々

伊藤:ソロで歌っていました。2回くらいしか出てないんですけど(笑)。歌をメインでやっていきたくて、ダンスなどはせずにカバーをメインでやっていました。ただ私が思うにですが、ソニー側がソロでやるのは難しいかなと思っていて、それで乃木坂46のオーディションを私に薦めてくれたんです。

※1「パーソナルカラー」
その人が持って生まれた色(肌・目・髪など)と調和し、その人の魅力を最大限に引き出す色、「似合う」色のこと。この色彩感覚を養うことで、ファッション、メイクなどに活用し、さまざまなシチュエーションに合ったイメージを演出できる。

筆者プロフィール

ポップス
洋楽が好きで、「弁当少女」のOPがVampire Weekendで興奮していた類の人間です。
乃木坂46の物語や構造、楽曲について考察し、皆さんと乃木坂46をより深く楽しめたらと思っています。総合音楽情報サイト「Real Sound」にも乃木坂46のコラムを寄稿。

COMMENT

  • Comments ( 23 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. 素晴らしいインタビューありがとうございました。寧々さんは卒業生の中でも特に気になるメンバーです。
    仕事も学業も充実されているみたいで何よりです。
    寧々&万理華のコンビというか関係性が一番好きだったので、寧々さん在籍時は伊藤ちゃんず2人で選抜入りして、ユニットが見たいと思っていました。毎回同じようなメンバー構成のユニット、不祥事メンバーが入っているなんとか姉妹を見ると残念な気持ちになりますね…。

  2. ノギザカジャーナルすげー!
    ねねころは特に惜しまれた卒業生だし、頑張ってほしい

  3. ジャーナルは卒業生までもホローするんだ。
    寧々の近況が知りたいファンは多いと思う。
    ありがとう!

  4. 乃木坂ジャーナルさん、ねねころ記事を書いて頂いて本当に感謝です。

    卒業してから音信不通だったけど、また寧々ちゃんの活躍が知れて嬉しい!!!

  5. 卒業生の中でも特に多くの人に愛されてると思います。
    伸び伸びした生活を送っていそうで好感が持てる。
    これからも頑張ってほしい。

  6. 素晴らしい記事をありがとうございます。
    寧々ちゃんのインタビューが読めてすごく嬉しいです。
    卒業生インタビューをシリーズ化してもらえたら嬉しいです。

  7. ねねころの元気な姿が見れてうれしい

  8. ちょっとふっくらしたかな
    がんばれ

  9. 乃木ジャーナルさん・・・・・・ありがとう!!!泣きそうやよ~~。。

  10. 品があって控えめ。寧々ちゃんは古き良き乃木坂のイメージを持っている方だと思います。
    今後とも活躍を期待しています!

  11. 素敵なインタビューありがとうございます。
    こうやってファンが気になることを
    聞いて頂き感謝です!

  12. まさかまたねねころを見れるとは!

    乃木坂ジャーナルさん
    最高の仕事、ありがとう

  13. 1の方にいいたい。
    寧々ちゃんが楽しみにしてみそうな記事に、グループや他メンバーの悪口みたいなコメントをしないでもらいたい。
    せっかくの良い記事には良いコメントを。

  14. 大和、畠中のインタビューもお願いします

  15. 素敵な企画でした!ありがとうございます!
    乃木坂ジャーナルさんの「“優しい”視点」が大好きです!

  16. どこの記事か忘れたけど寧々とまりかの伊藤ちゃんずの物語あったでしょ
    もし、関西コレクションに寧々が出てきたら そして芸能界に戻ってくるような
    感じになったら まりかと寧々の対談も聞いてみたいな

  17. 素晴らしい!!いつも素晴らしい記事だけど・・・今回のは乃木ジャーの歴史に残るぜ!!感謝!!!

  18. 伊藤寧々さんのTwitterをフォローしているので
    近況は知っていましたが、
    なんと「乃木坂ジャーナル」でインタビューして
    いただけるとは!

    SNS等で乃木坂のことを話題にしてくれる
    卒業生が多いことは嬉しいですね。

  19. 「乃木坂46で培った品であったり、醸し出す雰囲気を変えたくないなとは思っていて。」とか
    「乃木坂があっての私」とか
    凄く謙虚な方だな・・・・・・ほんと、素晴らしい。

  20. ポップスさんナイス

  21. ジャーナルさん本当にありがとうございます!!

    寧々推しやった自分にとって最高の記事を読む事が出来て嬉しく思います。

    この記事を読むと寧々にはもっともっと素晴らしい人生を歩んで欲しいと思いました。

  22. ねねころは誰よりも惜しまれて卒業したメンバー。
    これからの活躍にも期待しています。

    今回の企画、本当に素晴らしい!
    ねねころの近況が聞けて良かった・・・またファンに会いたいって言ってもらえて。本当に嬉しい。

  23. このページがあって、うれしい!!

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