レポは不可能!
全8公演を駆け抜けた「乃木坂46アンダーライブ サード・シーズン」はノンストップライブ。あのライブの熱量を言葉で伝えるのは不可能に近いです。それでも僕が筆をとったのは、伝えたいことがあるから。今回は乃木坂46アンダーライブにおける『一体感の可能性』をテーマに、今回感じたことを書いていきたいと思います。
僕はどうして乃木坂46のライブに参加するのか? もっと言うと、どうしてライブが好きなのか? メンバーに会えるというだけなら、握手会の方が近くで会えます。歌が聞けるというだけなら、CDで聴く方が落ち着いて聞けます。
僕がライブを好きなのは『一体感』を味わえるからです。これは、CDやDVDでは味わえない感覚です。
アンダーライブには一体感があると思っています。会場が小さくステージと客席の距離が近い、コアなファンが多く参加する等々、一体感を感じやすい要素がそろっています。
そして、なんと言っても『熱量』。メンバー側にも、参加するファンの側にもアンダーライブへの『想い』があります。その『想い』が『熱量』を生み一体感を創りだします。
ただ、今回のライブ、『一体感』に新たな変化がありました。僕はこの変化にアンダーライブの未来を感じたのです。
一体感を感じた瞬間をアンダーライブに限って思い返してみると、
◯楽天カード×アンダーライブにおけるアンコール。
◯渋谷O-EASTでのダブルアンコール。
◯「ガールズルール」でのひめたんコール。
◯2ndシーズンファイナル(有明コロシアム)でのダブルアンコール。
等々。
多少恣意的かもしれませんが、一体感といえば『コール』だったんです。
『コール』が一体感を創る。これがライブの定石だと思っていました。
4月17日、アンダーライブ3rdシーズン4日目。この日の公演で、僕は奇跡的な場面に遭遇しました。
終盤になってやっと、ノンストップライブで最初のMC(正式には「朗読」)が入ります。伊藤純奈さん、新内眞衣さん、斎藤ちはるさんが、円陣の掛け声『努力、感謝、笑顔』や乃木坂の楽曲の歌詞を織り交ぜて、彼女達の『想い』を言葉で綴ってくれました。
乃木坂メンバーは僕からしたら眩しすぎるくらい輝いていて、羨ましいくらいなんだけど、でも、彼女達は僕達には見せない、影の部分を持っていて。光と影のある彼女達の言葉の重みは、会場の雰囲気を一変させました。上手く言葉にできないんですが、あの瞬間、あの空間だけ重力が増したような。
そんな雰囲気の中で「君の名は希望」がスタートするのです。この時の「君の名は希望」では、『コール』がありませんでした。示し合わせてやらなかったんじゃありません。『コール』が出来なかった、あるいはしない方が良いと思った、そんな感じです。
では、『コールなし』だから、一体感が無かったか? 全く逆です。『コール無しという一体感』を感じることが出来ました。あの時の会場に流れる音は「君の名は希望」だけ。だけど、あの時の会場の雰囲気は神々しかった。そして、今までで一番、会場の一体感を感じました。
この一体感に僕の心は震えました。涙が止まりませんでした。
僕はこのコールの無い一体感にアンダーライブの未来が見えました。その未来はこんな未来です。
『ファン一人一人が自分で考え判断する』ライブです。
僕は基本的に『コールをするべき』と考えています。ライブにおいてコールがあった方がメンバーは喜んでくれるし、コールが盛り上がる時のあの会場の熱量が好きだからです。
ところが今回、「君の名は希望」において、『コール無し』という現象が起きました。前もっての打ち合わせは無かったので、その時のファン一人一人の判断だったわけです。この状況が他にも広がらないだろうか? そう期待するのです。『瞬時のコンセンサスの形成』とでも言うべき状態です。
ライブは常に流動的です。通常、ライブの内容が事前に知らされることは有りません。だから、例えばの話ですが、もしかしたら、今後コールをした方がいい「君の名は希望」があるかもしれません。僕達ファンがメンバーの背中を押してあげるような、そんなコールが必要な「君の名は希望」がライブでパフォーマンスされたとして、今の僕達に対応できるでしょうか? 今回のアンダーライブ3rdシーズンの「君の名は希望」に引っ張られて、コールしてあげるべきだったのに、コール出来なかったという事態になってしまうかもしれません。
だから一人一人が考えるのです。『今メンバーに必要なのは何か?』、『今ライブに必要なのは何か?』。
「君の名は希望」に限らず、ライブの色々な場面において、ファン一人一人が『今何をするべきか?』を考えるようになったら、より強い一体感が生まれるんじゃないだろうか? 僕はそんなことを期待しています。
そして、『瞬時のコンセンサスの形成』はマナーの問題も解決しうると思います。例えば、推しメンタオルの問題。自分の推しメンタオルを見つけると、メンバーは喜びます。でも、メンバーが喜ぶなら何をしても良いのか? 周りの人への配慮は? 推しメンタオルやうちわを掲げて良い場面なのかどうか、どこまでなら周りの迷惑にならないのか、正しく判断し、行動に移す。参加したみんながこれを出来れば、Win-Winの関係を造れると思います。
一体感に繋がることや、マナーに繋がること、それらに対する最善の判断が一人一人積み重なった時、ファン一人一人がライブに参加して良かったと思えるだろうし、それが『素晴らしいライブ』だったという感想に繋がるんじゃないかと思います。
僕はいずれアンダーライブを武道館でやって欲しいと思っています。箱を埋めるだけであれば、そう遠くない未来に達成できると思います。ただ、僕はアンダーライブにそれは望んでいません。アンダーライブでは武道館でも一体感を求めたいと思います。そして、それは決して不可能な事ではありません。『瞬時のコンセンサスの形成』が出来るなら、会場の大きさ、参加人数は関係ありません。むしろ、コンセンサスが得られる人数が多い分、一体感の熱量は上がると確信しています。
とはいっても、今すぐの実現はまだ無理です。もう少し僕達ファンもトレーニングが必要です。アンダーライブをより良いものにするには、メンバーの力も大事ですが、ここからはファンの力も重要になってくると思うのです。これからのライブ、少し意識していただけたら幸いです。
『一人一人が考え、判断し、行動する』
最初は『アンダーメンバーとそのファンの不満のはけ口』くらいにしか捉えられていなかったアンダーライブ。次第に存在意義が変わってきました。例えば、2ndシーズンでは2期生メンバーの成長の場という位置付けでもありましたが、3rdシーズンでは2期生メンバーに関して言えば、個性を発揮する場に変化していました。
もし12thシングルでもアンダーライブが開催されるとしたなら、『選抜も含めた全体のライブに還元できるものを創り上げるライブ』になって欲しいと思います。具体的にはやはり『一体感』の創り方だと思います。アンダーライブは乃木坂ライブの試金石となっていくのです。
3rdシーズンでは『ノンストップライブ』に挑戦しました。こんな風にアンダーライブで色々なものに挑戦し、その良かったところを全体のライブに生かせたら、アンダーライブの存在意義が高まります。それは、アンダーメンバーの自信にもつながると思うのです。
『コールが無かった君の名は希望』だけでここまで語ってしまいましたが、誤解の無いように言っておくと、僕はコールは基本的にやりたい派です。コールを頑張っているファンの方々を真上に見ます。
全員がコールをすれば、凄い熱量のライブが出来そうですよね。そこを目指すために、コールのマニュアル化を進めるのも面白いかと思います。ただ僕は敢えてそれをしません。あくまでも『一人一人が考え、判断し、行動する』にとどめたいと思います。ある程度のマニュアル化はいい方向に働くと思いますが、行き過ぎると柔軟な対応が難しくなります。マニュアル化では、今回の様に、その場で『コール無し』を選択は出来ないと思うからです。
アンダーライブをより良いものにしていくために、今まではアンダーメンバーが頑張るしかなかった。でも、それだけではいずれ限界点が来ます。今回のライブで、新たな可能性が提示されました。ファンが考え、判断する一体感があるんだということです。アンダーライブの成功のために、ファンが出来ることがあるということです。これって、なんだかワクワクしませんか?
ライブの一体感に重要な役割を果たす『コール』。今回、その『コール』に新たな可能性を示唆してくれた「君の名は希望」という楽曲。そして、『コール無し』を実現させるために、示し合わせるわけではなく、光と影の『想い』だけで、僕達を導いたメンバーの言葉を、僕は記憶にとどめておきたいと思います。
18日夜に参加しました。「君の名は希望」はいつも新たな驚きと感動を与えてくれますが、今回のアンダーライブでは、集中力の高い「君の名」だったと思います。
自分が楽しいだけの自己満足ではなく、メンバーの気持ちに寄り添うことができる感受性を持つ少しばかりの余裕があれば、これからも乃木坂ライブで素敵な光景を目にすることができるかも知れません。
そもそもコールってそんなに必要なものなのかね
君の名は希望みたいな聴かせる曲にコールなんか全く不要だと思うけど
ブルーシアターもいいけど8公演しかないんだからせめて土日くらいもっと大きい会場用意してくれないと大半の人は見れないって
今回とくにチケット難民が多くてオークションでは極平凡な席でも定価の3倍4倍で取引される始末
千秋楽くらい都内の大きい映画館1箇所でもいいからライブビューイングはおろか映像化も有料配信すらないんだから運営はやる気無さすぎ
アンダーメンバーが士気が上げていいステージ見せてもそれがほとんどの人に伝わらないんだからもう…
コール無しの君の名は希望は、代々木ファイナルが一番ですね。
それを超えるものは今までない。
アンダラには、厄介が多すぎて・・・。
17日に参加しました。
あの日の最後のMCで、まいちゅんが、演出の先生から、この曲(「君の名は希望」)で観客を黙らせたら、君たちの勝ちだよ。と言われていたと話しました。
あの日のあのライブでは、メンバーのその意図を観客が感じ取って、コールなしになった側面が強かったように思います。
ただ、これはあくまでもこの構成のライブだから、この曲でコールなしが正解という意図だったと思います。
自分としては、ライブに集中することで、メンバーの気持ちを感じ取れていたことに感動しました。
君の名でコールといえば、有明アンダーのまいちゅんですね。ああいう時もあるからライブは素晴らしい、とおもうのです。サードは初日に行きましたが、ひめたんの決意の
ほどがひしひしと感じられました。まさに屹立してたように感じられました
今回の「君の名は希望」、コールはありませんでしたが、
代わりにみなさん心を込めてサイリウムを空に掲げていた
ようにおもいます。
2nd10月16日のダブルアンコールは日程半ばで自然発生的に起こりました。
乃木坂のライブには多数参加していますがあの時の空気は言葉にならない異様なものでした。
そうあの時アンコールの前に盛大な拍手が沸き起こっていました。
今回の3rdの千秋楽ダブルアンコール、メンバーが引き上げた後もしばらく拍手が鳴り止みませんでした。
いつか全体のライブでもこのような光景が起こるのでしょうか?
需要と供給の関係が唯一の問題点
今回の希望のコールについては若干違った見方です。
メットで拡散されたことで、しない方がいい、しないようにしよう
といった人たちによるコール無しのウエイトが高いように感じました。
ただ、その直前のお手紙によって、突き動かされたただただ聴き入る
という感情もあったように思います。
コールよりも、私は「拍手」にアンダーライブの特徴を見出だしました。
サイリウムによって奪い取られた「拍手」でもって素直にありがとうを
伝える気持ち。 それが1年前の幕張に響き渡りました。
そして史上最強のアンダーの3回公演、はじめての大箱のアンダーライブ、
ねねころと文春のおかげで一体感と乃木愛を表現したかったライブと
それは続きました。 今回それが若干トーンダウンした気がします。
8回ほぼ同じ内容ということもあったかもしれません。
ひめたんが感情をおさえようとしたこともあるかもしれません。
でも、お手紙の内容によってその「拍手」は今回も響きました。
一体感についても、私はトーンダウンした気がします。
前回に比べると今回は「個」を見せる演出に重きを置いた気がするのと
アンダー曲がメドレーで処理されたことが主な理由です。
でも、いっしょに歌いました、大好きな乃木の曲を。
わたしは、乃木の曲が大好きです。余計な演出なく
それをずっと聞いていられる、メンバーの生の歌声と一緒に口ずさめるからこそ、
全体ライブに比べるとアンダーライブには一体感を感じます。
一体感を感じるt子が
2ndまではちらほら見受けられた、いわゆるMIXが有明ライブのあたりから見かけなくなり、私が行った3rdの公演で
してる人がいなかったことは個人的に嬉しいことでした。乃木坂ライブにあのMIXは不似合いですから。