本記事は「乃木坂46 アンダーライブ セカンド・シーズン」10月13日昼公演のレポート、というよりも前回(アンダーライブ セカンド・シーズン(10月8日)~乃木坂46に負けそうになった日~)に引き続き、印象に残った事柄について書いたものになります。公演を観ていない方にはネタバレになる箇所もありますので、気にする方は後日参加された後にお読みください。
この「アンダーライブ セカンド・シーズン」全体を通しての最大の見所のひとつが、川村真洋がセンターを務める「制服のマネキン」であるというのは間違いない。もちろん、パフォーマンスに定評のある川村の見所は随所に散見される。例えば、「ハウス!」のような明るい曲では川村の笑顔とダンスがよく映えるし、「何度目の青空か?」のようなバラードではしなやかでありながら力強い踊りをみせる。「いい歌声」が聞こえてきてステージを見れば、川村であることが多かった。そのどれもが素晴らしいものではあるが、どう考えても「制服のマネキン」だけ別格であると言わざるを得ない。
ちょっとした無酸素運動のような激しいダンスは、他のメンバーの追随を許さず、力ずくで視線を引き付けるかのようだった。あの空間を支配するかのようなその様は、スポーツ界で時に言われる「ゾーンに入る」という感覚に近いものを思い起こさせるだけの鬼気迫るものであった。
そして、本公演のセットリストの中で、一番の盛り上がりを見せるのは中元日芽香がセンターに立つ「ガールズルール」であろう。乃木坂46きってのドルヲタ、中田花奈をして「沸き曲」と言わしめる「ガールズルール」であるが、決してそれだけが理由ではないように思う。今回の公演では、中元が先頭に立って会場を煽り、耳に手をあてコールを要求するという積極的な一面を見せたかと思えば、会場からの大歓声に笑顔で応えるという大変微笑ましい姿を見せた。時に、「幸せな茶番」とも称される空間を創りだす中元のアイドル性は今回のアンダーライブのステージの上でも存分に発揮されている。
2期生のメンバーだけで繰り広げられる、唯一のユニット曲「ダンケシェーン」は盛り上がること必至のナンバーだ。2期生だけで披露するのはこの一曲のみということもあり、文字通り「一曲入魂」の準備をしてきたのだろう。セットリストの中でも指折りのシンクロ感を見せ、コミカルなダンスにそれぞれのメンバーの身長差が良いアクセントとなっており、魅力的なステージを作り上げていた。
この公演で個人MCを務めたのは2期生の伊藤かりん。伊藤かりんが乃木坂46の冠ラジオ番組である「乃木坂46の『の』」に倣い、リスナーの質問に応える形で進行した。ラジオ好きを公言し、さらに元々乃木坂オタクであっただけあって、その名に恥じない絶妙な質問のチョイスと見事な滑舌の良さを見せつけ会場を盛り上げた。
「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」でセンターを務める井上小百合が10月11日からライブに復帰した。井上といえば、「腹にいちもつ」ではないが、並々ならぬ闘志を心に秘めたメンバーだ。その闘志を押し出し過ぎるでも、抑え過ぎるでもなく、メンバーを活かし、活かされるかのような絶妙なバランス感覚でステージに立っていた。
そして、終盤のMCではメンバーの列から一歩前に立ち、緊張しながらも自分の言葉でメンバーとファンに熱く語りかけた。その姿は紛れもなく、この曲における、もしくはこのライブにおける「センター」であり、見事に井上自身が描いたセンターを体現していたと思う。
二回のライブを見て強く思うのは、メンバーのひとりひとりが「覚醒しつつある」ということだ。川村真洋は明らかにパフォーマーとして次の段階に入りつつあるし、永島聖羅はMCで「あっはっは!」という高笑いとともに器の大きさの片鱗を見せ、井上小百合はセンターとして揺るぎない意志でライブをリードする。残念ながらその全てを見ることはできないが、この「アンダーライブ セカンド・シーズン」には、「目覚め」を感じさせるような瞬間が全てのメンバーにあるように思う。ライブもついに終盤戦に入りつつある。才能の息吹と芽生えの瞬間を見逃してはならない。
参加された皆さんが絶賛されている通りアンダー
メンバーの思いの詰まったライブに感動して帰って
来た一人です。
メンバーの、この気持ちを観客皆に“伝えたい”という
心もちがぐいぐいと迫って来て楽しまないと許さな
いぞぉという気合いみたいなものが会場中に溢れて
いました。
そんな夢から少し覚めてみるとこうして欲しいかな
という希望も湧いて来たので皆さんにもお話しして
みたくなりました!
まず、一挙に連続18回の公演はメンバーの体調も
考えると長すぎたのではないでしょうか?
興業にはずぶの素人なので普通な事なのかどうか私
には判断つきませんが
様々な理由があってそうならざるを得なかったのかも
しれませんけど
10回ずつ少しの間を開けての2回でいかがでしょう?
そしてこんなに素晴らしいライブは首都圏のファン
だけが享受していてはもったいないので是非地方開催
も企画して欲しいです。
それもメンバーの出身地をメイン会場にして
皆の故郷に凱旋公演して欲しいのです!
そうする事で恩返しも出来るし、乃木坂ファンを全国に
広める事にもなりますよね!!
興業的に成り立つ規模は必要でしょうけど
何よりメンバーのテンションが上がる事が第一です!
最後は参加された皆さんにお聞きしてみたいのですが
ブルーシアターの音響についてです。
私には唯一の不満点だったのですが、せっかくの生歌が
イマイチ鮮明でなく女性ボーカルの高音域が歪みっぽか
った様に感じました。
コーラス部分も声が一塊になってしまってどれが誰の
声やらわからないと感じました。
もう少し良い音響装置に投資して下さい!
こんな事言う私は贅沢でしょうか?
さゆにゃん、11日(昼公演)で復帰してましたよ。
ご指摘ありがとうございます。問題の箇所を訂正致しました。
アンダラには地方民の為参加出来ませんが、色々レポを見て羨ましく思います。で思ったのですが。
私はさゆにゃんとひめたんは両極だと思うのです。陰と陽・剛と柔。中間に位置するのが万理華と飛鳥。
それよりも今回のアンダラはユニットが無いけどどうなんでしょう?
個々の特性をアピールするためにちゃんとしたユニットをやるべきなのでは?(特性を活かした)
選抜の表題曲は2,3曲でいいのじゃないのかなぁ。
皆さんの意見が聞きたいです。
ライブのテーマも問題なので、メンバーがユニットで盛り上げたいと考えればありだと思います
今のアンダラはまだまだ発展途上で、メンバーの共通認識は「いかにライブを盛り上げてファンに喜んで貰えるか」に集約されています
セットリストに関してもライブで盛り上がる曲と魅せる曲がバランス良く配置されていてメンバーが現場での感覚を演出家の方にちゃんと伝えられてると感じました
その上でスキルアップを個々に行っている段階なので、日々進化し、新たなアンダラが始まる度に完成度が増す内容を楽しみたいと考えています
乃木坂らしさが随所にあってアンダーライブ本当に楽しめます(13日付秋元真夏ブログのとおりで、私の推しメンは出演していないのですが、前回同様楽しんでいます)。
先日行けたのはさゆにゃんのお休み回だったので、もう1度のチャンスにさゆにゃんセンターをしっかり見て、ひめたんやろってぃー(「何空」は生ちゃんの代わりのさゆにゃんの代わりだった)、万理華、飛鳥との比較をしたいと思います。
確かに目立っているのは一部のメンバーで(これ以外のメンバでも光っているメンバーはいましたが)、ユニット曲の方が個性が立つだろうというのは仰る通りです。だけど、乃木坂は乃木坂としての集団のカラーがまずあってその中での個性ではないでしょうか。だから、個別にフィーチャーされることが無くても集団の中で(表題曲だろうがアンダー曲だろうが)個性を出せるようになることが必要じゃないかと思います。今回のそれぞれの構成だってこれまでの諸活動からその立ち位置が決まってきているだろうし。
そんな感じて「ユニットメイン」に否定的なことを書いてしまいましたが、「日替わりMC」ができるなら「日替わりユニット」があっても良いかなとは思います(リハーサル大変だけど)。でも、その位置付けはあくまでもグループの派生形としてであってほしいと思います。
アンダーライブを見れば 誰しもが
「やっぱ乃木坂だね」って
思って頂けるかな⤴
今回も数々の雨女たちのいたずらで会場入りは大変だけれど
か会場内に入れば嵐も吹き飛ぶパフォーマンス みなさん 楽しみましょう。
アンダーライブ後半に
研究生のれなちこと、山崎怜奈さんが出ることがブログコメントに書いてありました。れなちさん(と、呼ばれてるらしい(笑))の手足の長いしなやかな動きは必見です。