映画「あの娘、早くババアになればいいのに」が2014年初夏にテアトル新宿で公開されることが決定した。
この作品のメガホンをとったのは、乃木坂46桜井玲香の個人PV(『制服のマネキン』Type-CのDVDに収録)や、元SKE48小林絵未梨のMV(SKE48の1stアルバム『この日のチャイムを忘れない』のDVDに収録されている「涙の湘南」)など、最近ではアイドルの作品も多く手がける頃安祐良監督。自身もアイドルオタクを公言する頃安監督のもと、これまでの頃安作品とはひと味違う、「アイドル」をテーマにした作品が誕生した。
舞台はアイドルオタクの男・平田(尾本貴史)が経営する古書店「平田書店」。平田は、17年前に同級生から託された女の子・アンナ(中村朝佳)を実の娘のように育て、アンナは平田の理想に応えながら成長し、やがて本物のアイドルを目指すようになった。そんな折、平田書店の求人に応募してきた女・小西(結)とアンナに恋した同級生・清水(切田亮介)の登場によって、ゆっくりと育んできた二人の家族愛は急展開を迎えていく。「アイドル」という大きなテーマの中に、さまざまな問題をはらんだコメディー作品だ。
同作は昨年、「横道世之介」を手がけた沖田修一監督らも受賞経験があり、インディーズ映画界の登竜門とされる田辺・弁慶映画祭において、過去最高の128本が出品された第7回グランプリと市民賞をW授賞。第14回TAMA NEW WAVEコンペティションにもノミネートされた。
劇場公開決定の知らせがポップポータルメディアサイト「KAI-YOU.net」に取り上げられると、Yahoo!ニュースにも掲載された。インパクトのあるタイトルなどがSNS上で大きな反響を呼び、記事は「KAI-YOU.net」におけるアクセスランキング1位に。
記事には、AKB48のミュージックビデオや映画など数多く手がけ、乃木坂46の『おいでシャンプー』MV、生田絵梨花、生駒里奈の個人PVも手がける高橋栄樹監督、乃木坂46『君の名は希望』のMVを手がけた山下敦弘監督ほか、前野朋哉監督、今泉力哉監督からの推薦コメントも掲載されている。
アイドルとオタの「聖なる」関係を、こんな風に描く事が出来るのか!と驚いた。
アイドル志望の子、そしてアイドルファンだったら、
一度は立ち止まってみて観るべき。自分が映ってるから。
高橋栄樹(映画監督『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』)頃安くんがアイドル好きだとは聞いてたけど、まさか映画界、いや映画史におけるあの巨匠までも利用し、アイドルを選んでしまうなんて…、大丈夫か頃安くん?
是非ともフランス語字幕をつけてあの巨匠にこの映画を観せに行くドキュメンタリーを撮ってください!
山下敦弘(映画監督『もらとりあむタマ子』 乃木坂46『君の名は希望』MV)ファンとアイドルの交流を描く──映画『あの娘、早くババアになればいいのに』(KAI-YOU.net)より引用
「あの娘、早くババアになればいいのに」は第24回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のフォアキャスト部門にも入賞しており、2月27日~3月2日の期間中、2月28日と3月2日に上映を予定している。
https://www.youtube.com/watch?v=tESUxyf-YfU
※1:13~1:17にかけてフラッシュしますのでご注意ください
映画『あの娘、早くババアになればいいのに』公式サイト(公式ツイッター)
田辺・弁慶映画祭オフィシャルサイト
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014
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