乃木坂46の新曲「君の名は希望」のMVダイジェストver.が14日、公開された。

　今作は映画「リンダ リンダ リンダ」(2005)、「天然コケッコー」(2007)、「苦役列車」(2012)で知られる山下敦弘氏が手がけ、実際に撮影される乃木坂46の映画の出演メンバーを決めるオーディションの模様を盛り込んだ作品、それも全編で約25分に渡る超大作となっている。

　今朝のニュース番組で一部公開された際には、意見は賛否分かれており、サビだけではファンの心を掴むことができなかったようだ。しかし、MVのダイジェストが公開されると、その作風にも飲まれたのだろう、これまでにない乃木坂46の新作として面白みを感じるファンも増えてきた。また楽曲の評判は以前より良かった乃木坂46だが、その中でも歌詞が特に良いとする声も。

　現時点でここまで惹きつけるほどに完成している「君の名は希望」だが、今回公開されたのはあくまでダイジェスト。本編のわずか2割しか公開していないのだ。乃木坂46の二年目第一弾シングルは、デビュー一年目最後のシングルで大きく注目を集めた「制服のマネキン」や未だ多くのファンの心を掴んで離さないデビューシングル「ぐるぐるカーテン」を越える可能性を感じさせる。

　同作に関するファンの不安は、テレビCMでこの良さが伝わるかの一点。ダイジェストで惹きつけられたファンが多いことは間違いないが、サビだけでとなると不安に思うファンが多いようだ。そんな不安も杞憂に終わらせてしまうといよいよ、ということだろう。

　乃木坂46の5thシングル「君の名は希望」は3月13日（水）発売予定。