フジテレビの競馬バラエティ番組『うまズキッ！』で、AKB48の小嶋陽菜、乃木坂46の白石麻衣が命名した、有力２歳馬二頭の馬名を発表した。

この命名企画は、番組切っての一大プロジェクト『４億円プロジェクト』としてスタートし、山本英俊オーナー協力のもと、ＧＩ７勝馬・ディープインパクトの弟、レッドディザイアの弟の命名権を譲り受けた。

先ほどの放送で二頭の馬名が正式発表された。初めに発表した白石は、レッドディザイアの弟に『キミノナハセンター』と命名。カッコよくて強そうな名前にしたいと話していた白石は、「この馬にも競馬界のセンターになってほしい」という思いと乃木坂46の代表曲『君の名は希望』を合わせて、この名前にしたそうだ。ＭＣのおぎやはぎは、「裏をかかれた感じですね」（矢作）、「（白石は）エロイから、やらしさを出してくると思ってた。奥深い感じがする」（小木）とコメント。小嶋は「（白石は新曲のセンターだから）縁起がいいですね。自分の名前じゃなくて、遠慮して乃木坂46から取ったのもまいやんっぽい」とコメントした。

続いて発表した小嶋は、ディープインパクトの弟を『モンドシャルナ』と命名。2006年の凱旋門賞で惜しくも３着に終わった兄の夢を、弟が叶えてほしいという意味を込めて、「モンド＝世界、シャ＝猫（小嶋の愛称のにゃんにゃんから）、ルナ＝ハルナ（陽菜）で、“世界の陽菜”」と、フランス語で小嶋らしくてカッコいい名前がテーマとしていた通りの馬名に決定した。スタジオからは「おしゃれ」という反応が口々に出て、「響きがすごいカッコいい。もっとダッセー変なの考えてくるかと思った」（矢作）、「ＧＩ馬の名前だよね」（小木）といった感想に対し、小嶋は「（入札価格の2億5千万円にかけて）『ニオクゴセンニャン』も考えていた」と衝撃発言も。

命名の報告を受けた山本オーナーからは、「記憶に刻まれるような素晴らしい名前をありがとうございます。記憶だけでなく、記録にも刻まれるような馬になるよう期待しています。ぜひ皆様と一緒に競馬界を盛り上げていきたいですね」と、番組を通じてコメントが送られた。

二頭は今年デビュー予定で、小嶋命名の『モンドシャルナ』は角居厩舎に入厩予定。白石命名の『キミノナハセンター』は藤沢厩舎に入厩予定。白石は、番組が始まったときに雑誌のインタビューで言っていたことが実現したので、デビューしたときには「感動して泣いちゃうかもしれませんね」と話していた。

凱旋門賞が目標の『モンドシャルナ』と、ダービー制覇が目標の『キミノナハセンター』、番組ではこの二頭の様子を定期的に放送していくそうなので、今後の活躍に期待しよう。『うまズキッ！』は毎週土曜日２４時５０分より放送中。