Nogizaka Journal

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コラム( 6 )

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人間力の人・秋元真夏と、人間になった齋藤飛鳥~「BUBKA 2016年11月号」を読んで~

人間力の人・秋元真夏と、人間になった齋藤飛鳥~「BUBKA 2016年11月号」を読んで~

齋藤飛鳥はよく「THEアイドルを目指していない」と語っている。同じ言葉を使えば、秋元真夏は「THEアイドルそのもの」という風にしか見ていなかった。しかし、「BUBKA 2016年11月号」のインタビューを読んで、こう思うようになった。齋藤飛鳥と秋元真夏は、発露の仕方が違うだけで、同じ根っこを持っているのではないか、と。
「別冊カドカワ 総力特集 乃木坂46」Vol.3(KADOKAWA)

やさしさを疑い、やさしくなりたくない齋藤飛鳥~「別冊カドカワ 総力特集 乃木坂46 vol.3」を読んで~

KADOKAWAから2ヶ月おきに刊行されている「別冊カドカワ 総力特集 乃木坂46」シリーズの感想では毎回、齋藤飛鳥の連載エッセイ『齋藤飛鳥、書く。』についてあれこれ書いているが、第3回となる今回は、本誌と同じテーマで文章を書くことにする。
乃木坂散歩道・第209回「舞台『嫌われ松子の一生』を観ながら飲む酒は?」

乃木坂散歩道・第209回「舞台『嫌われ松子の一生』を観ながら飲む酒は?」

『嫌われ松子の一生』は乃木坂46が参加する舞台にしては、少し“大人テイスト”な作品でした。自分自身の言葉で、『川尻松子』を表現できるか、自信が無いので、『大人の道具』=お酒の力を借りることにしました。来年発売されるDVDが届いたら、そのお酒を飲みながら、再度観ることにしよう、そんな風に思っています。
ファンとしての在り方を考えるーー新規ファンが後悔した2つのこと

ファンとしての在り方を考えるーー新規ファンが後悔した2つのこと

乃木坂46の活動を楽しむ声はネット上にも様々な形であふれているが、他方では以前の自分と同じ後悔をしているファンを目にすることがある。かつてあるメンバーが、シェイクスピアの言葉を借りてこう言った。「世の中には幸も不幸もない。ただ、考え方でどうにでもなるのだ」と。もしそんな人たちの気が少しでも楽になるのなら、という思いから...
「本来の自分」と「アイドルとして見せる自分」~「BRODY 2016年10月号」を読んで〈後編〉~

「本来の自分」と「アイドルとして見せる自分」~「BRODY 2016年10月号」を読んで〈後編〉~

乃木坂46関連の記事が充実していた「BRODY」創刊号。インタビューを読みながら、僕は「彼女たちの自己認識」について強く関心を抱いた。中でも橋本奈々未は、他者への洞察力も実に高い。周りの人と合わない、と語るあるメンバーに対して彼女は、『自分があるからそうなるんだろう』と分析する。今回の対談相手、松村沙友理である。
橋本奈々未が捉える「自己の境界」~「BRODY 2016年10月号」を読んで〈前編〉~

橋本奈々未が捉える「自己の境界」~「BRODY 2016年10月号」を読んで〈前編〉~

乃木坂46関連のインタビューが非常に充実していた「BRODY」新創刊号の中で、圧倒的な存在感を放っていたのが橋本奈々未だ。彼女の記事はどれを読んでも、問われたことに対する理解度、自分自身に対する客観視、価値観を言葉にする言語力など、アイドルだから、ということではなく、一人の人間としてそれらの能力に優れていると感じさせる...
「THEアイドル」を目指さない齋藤飛鳥の真骨頂~「齋藤飛鳥の1人でヒット祈願inミャンマー」を見て~

「THEアイドル」を目指さない齋藤飛鳥の真骨頂~「齋藤飛鳥の1人でヒット祈願inミャンマー」を見て~

先日「乃木坂工事中」で、乃木坂46の15thシングルキャンペーンである、『新センター・齋藤飛鳥のミャンマー1人旅』を見た。以前、齋藤飛鳥の料理に強烈なナレーションを入れたディレクターが担当だとかで、齋藤飛鳥の自由奔放な感じとか、他人とは感じ方の違う部分なんかがうまくフィーチャーされていて、齋藤飛鳥のファンとしてはとても...
西野七瀬は表情で語る――乃木坂46のMV集に見るその魅力

西野七瀬は表情で語る――乃木坂46のMV集に見るその魅力

乃木坂46の中で、西野七瀬は確かに元から気になる存在ではあった。映画「悲しみの忘れ方」を観た時から、西野七瀬というメンバーは存在感に溢れていた。どこか静かで儚げで、前に出たいという意欲を見せず、何故この子がアイドルなのだろう?という違和感を与えながら、同時に、見るものを強く惹きつける不思議な存在感だった。
「乃木坂らしさ」に潜む罠~「別冊カドカワ 総力特集 乃木坂46 vol.2」後編~

「乃木坂らしさ」に潜む罠~「別冊カドカワ 総力特集 乃木坂46 vol.2」後編~

乃木坂46を一冊丸ごと使って特集したKADOKAWAの乃木坂シリーズ第2弾「別冊カドカワ 総力特集 乃木坂46 vol.2」。前編では、齋藤飛鳥のインタビューとエッセイについて触れた。後編では、主に他の部分から、乃木坂46全体に関係する部分を抜き出しつつ、乃木坂46の現状と未来について書いてみたいと思う。
「別冊カドカワ 総力特集 乃木坂46」Vol.2(KADOKAWA)

齋藤飛鳥の葛藤、その名は「自覚」~「別冊カドカワ 総力特集 乃木坂46 vol.2」前編~

15thシングル「裸足でSummer」で初めてセンターに立つ齋藤飛鳥。彼女は常に葛藤している印象があるが、「別冊カドカワ 総力特集 乃木坂46 Vol.2」のインタビューではそれがよりくっきりとしているように思う。女性誌のモデルから始まり、グループ内外で確実に環境が変化しており、それに伴って彼女の葛藤も、より輪郭がはっ...
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