（左から）中村洋基、岸勇希、西野七瀬、生駒里奈、権八成裕、澤本嘉光　※敬称略

　4月25日に放送されたラジオ番組『澤本・権八のすぐに終わりますから。』（TOKYO FM、金曜20時）第4回にゲスト出演した乃木坂46の生駒里奈が、AKB48・チームBの兼任は強制されたものではないことを明かした。

　兼任が決まるまでの流れについては既に本人のブログや、雑誌、ウェブのインタビューでも語られている通り。以前からAKB48の兼任が発表されたら「行きたい」と話していた生駒は、「AKB48グループ 大組閣祭り」前日の2月23日深夜に総合プロデューサーの秋元康から電話で打診を受け、その場で回答を求められると、自らの意思で「やりたい」と答えたのだ。

　番組で澤本嘉光から兼任について聞かれた生駒は、「（AKB48の兼任も）私にとっての1つのお仕事じゃないですか。その幅を広げるっていうのもあるし。何でもかんでも冷静に考えすぎて大丈夫かなって時々思うこともあるんですけど、もう全部一瞬であの時は考えて受けたので」と即断したことを明かした。また、権八成裕から兼任に対する拒否権の有無を聞かれると、「拒否権はたぶんあったと思う」と回答。「でも拒否しても、止まるだけだなと思ったので」と、兼任を受け入れた理由を付け加えた。

　結成3年目の乃木坂46は段々と大きな会場でライブをするようになってきたものの、生駒はソロ曲や全体でのダンスパフォーマンス、MCでの自身の失敗に悔しさを感じていた。そんな不満を解消するために、3年目はレッスンを増やすことになったそうだ。AKB48と同じことをしていても駄目、兼任ができるなら乃木坂46よりもパフォーマンスが学べるAKB48で技術を磨きたい、そんな自己矛盾を抱えていたところに兼任の話が舞い込んだという。

　生駒のAKB48としての活動が始まった現在でもさまざまな意見が飛び交っているが、兼任の賛否をわける争点の1つでもあった『ほかのメンバーと同じように生駒に拒否権があったのか』という点についてはひとまず決着した。

澤本・権八のすぐに終わりますから。-TOKYO FM 80.0MHz –
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