Nogizaka Journal

乃木坂46や坂道シリーズのエンタメニュースサイト

斎藤ちはるについてわかっていること

chiharu-blog150217斎藤ちはる公式ブログ「18歳になりました(´>∀<`)ゝ」より。©乃木坂46LLC

 去年、10thシングル『何度目の青空か?』で悲願の初選抜入りを果たした斎藤ちはる。端正な目鼻立ち、長身ゆえのスタイルの良さ。これらは、以前から多くの乃木坂46ファンの間で共通の認識となっているだろう。ただ、冬の時代があまりに長かったこともあり、そういったイメージとは反対に、外見以外のことでは「わからない」ことが多かったのもまた事実である。しかし、10thシングルの活動期間で見せた活躍によって、今までわかっていなかったことが少しずつ明らかになってきた。

 前シングルの活動期間での斎藤ちはるの活躍の中で、最も印象的なもののひとつが「乃木坂って、どこ?」(テレビ東京系)で披露した『OVERTURE(BOOM BOOM SATELLITES ver.)』のオリジナルダンスだろう。以前より、メンバー内では舞台裏での面白さに定評があった斎藤であるが、予想をはるかに越え、どれだけ引き出しを持っているのだろうと期待させる程のインパクトと面白さであった。

 しかし、このシーンの本質は別の所にある。それは「度胸の良さ」だ。デビューから3年が経とうとしている今、度胸を評価するのは遅すぎるとも考えられるが、それは十分に活躍の機会が与えられてきた者でなければ当てはまらない。1期生で唯一選抜入りを果たせていなかった背景を考えれば、大きなチャンスを逃すまいと力んでしまうのは仕方のないことであるし、反対に萎縮してしまったとしても不思議ではない。しかし、斎藤の目には一点の曇りもなく、ただ自分の世界に浸り踊り続け、生田絵梨花がGLAYの『誘惑』を熱唱し、上がったハードルをものともしないパフォーマンスを見せつけた。

 そして、歌番組に多く出演した中で見せた表情は、良い意味でアイドル的でないルックスを持ちながらも、極めてアイドルだったといえるだろう。

 残念ながら、11thシングルでは連続の選抜入りを果たすことはできなかった。しかし、選抜に入れなかったことの意味は今までのものとは大きく異なるだろう。「去年は知ってもらう年。今年は好きになってもらう年」。悲しみと悔しさと辛さに溢れたものではない。アンダーを取り巻く環境が大きく変化していく中で、斎藤は前向きで新たな一歩を踏み出したのだ。

 再び選抜メンバーとしてステージに立つ。「乃木坂って、どこ?」で見せた目のように、迷いはもうないだろう。

参照ブログ
楽しかった10枚目」斎藤ちはる OFFICIAL BLOG(2015年1月19日)
元気だよ(´>∀<`)ゝ」斎藤ちはる OFFICIAL BLOG(2015年1月27日)

筆者プロフィール

助六
音楽が大好きでバンドを組んだりしています。乃木坂は楽曲も大好きです。今のところ「他の星から」が一番です。ファン歴はそこまで長くないですが、皆さんと一緒に楽しめる記事を書けたらと思っています。

COMMENT

  • Comments ( 5 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. ちーちゃん、18歳おめでとう。
    神様が待たせたお詫びをしたのかな?と思うほどの
    長い選抜期間で得たものを、これから多分選抜とアンダーの
    垣根が低くなる中でどうだしていくのか(アンダー+研究生の
    ライブだとラクなことくらいの力はあるはず)楽しみでしかたない。 
    そのためには、ちーちゃんといえば何?と言える「武器」
    (やっぱこの単語にゆきつくなあ)を身につけないとね。
    みんな気にするけど1推しには位置づけられない懸念を
    払拭できるようになってほしい。
    もちろん、ぼくらが待ち望むのは、中2組の3人3様の色が
    乃木の3原色になるときがくること。

  2. 評価してるのはわかるが
    タイトルが微妙に失礼

  3. ずっと選ばれてこなかった、影としての活動だったけど、
    ずっと存在感はあった子だと思います。
    だから勝負だった10枚目で、初選抜だったのに違和感が全くなかった。
    むしろ初めから選抜だったのでは?と思うほど貫録もあった。
    どこにいても目を惹くルックス。
    いい意味でアイドル向きのビジュアルじゃないというのは、
    これから成長していく度にこの世界で戦う武器になると思う。
    高校を卒業したこれからの活躍を期待します。

  4. いまあらためて思うのは「ちーちゃんが10枚目選抜でよかった」ということです。
    初選抜の緊張にびびる事も無く、気負いでバットをぎゅーぎゅーに握りしめることも無く
    ピンチのチームを支えるクリーンヒットを打ってくれました。

コメントはこちら

*

Return Top