YouTubeより『生まれたままで』
先日の「乃木坂って、どこ?」にて9thシングル選抜発表の模様が放送されました。前回の「乃木坂をよむ!」での筆者の展望と重なるところもあれば、そうでないところもあったわけですが、選抜発表を終えたところで改めて振り返ってみたいと思います。
まず、発表された選抜メンバー17人は以下の通りです。
(3列目)衛藤 井上 斉藤 星野 大和 堀 高山
(2列目)若月 秋元 桜井 深川 生駒
(1列目)松井 白石 西野 橋本 松村
ポジションは向かって左からで、『気づいたら片想い』では1列目の5人を「五福神」としていたのに対し、今作は2列目までのメンバー10人が「十福神」ということになりました。では、3列目から順に今回のメンバーを見ていきます。
3列目:実力者たちの復帰
3列目は、前作から定位置をキープした高山一実を除く5人全員が入れ替わっています。その中の動きは大きく上げて3つありました。
まず堀未央奈が初めてフロント(福神)から外れ3列目になりました。このようなケースは、乃木坂46の中では1stシングル『ぐるぐるカーテン』でフロントだった生田絵梨花と星野みなみが2ndシングル『おいでシャンプー』で3列目になったときのみと、稀なケースだと言えます。本人やファンからすると確かに残念ではありますが、以前の生駒里奈のようにフロントの重圧から解き放たれて、まだ未知の部分も多い堀自身のキャラクターをより伸び伸びと出していけるようになればいいなと考えています。
次に井上小百合、斉藤優里、星野みなみ、衛藤美彩が選抜復帰となりました。星野と井上は選抜7回目(うち星野は福神4回)、斉藤も選抜5回目と安定して選抜入りしており、3人は前回のアンダー楽曲『生まれたままで』のフロントも務めるなど、アンダーの中でも経験豊富なメンバーです。また選抜入りは2回目であるものの、衛藤も人気・実力ともに申し分なく復帰を待たれる声が多く聞かれていました。
そして初選抜となったのは大和里菜1人で、斎藤ちはるは残念ながら今回も選抜に選ばれることはありませんでした。大和が選ばれ、斎藤が選ばれなかったのはなぜなのでしょうか。
先ほど述べたように今回選抜復帰となったメンバーは経験・人気・実力のいずれか、あるいは全ての面で優れたメンバーがそろっています。運営としてはSKE48から来た松井玲奈も選抜入りし、注目される今回の選抜メンバーを実力者で固めたかったのだと思います。ただ、以前から続いている初選抜の流れを止めるわけにもいかないと思ったのでしょう。人数の関係もあり大和とちはるのどちらかを選ぶことになった場合、乃木坂以前からアイドル経験がある大和が(12月で20歳と年齢的なこともあって)選ばれることになったのではないかというのが私の意見です。
この流れでいくと、紅白が近い10thでは温情采配が行われにくいと考えられるため、10thでちはるが選ばれる可能性は比較的低いかもしれません。逆に言えば、11th以降に期待をもって選抜されるのではないかと考えています。彼女は”last but not least”(順番は最後であるが決して最低ということではない)であることを証明するべく成長を続けていただきたいですね。
2列目:十福神の意味
続いて2列目です。前回は五福神だったため平選抜になっていましたが、十福神になったことで2列目も福神という形に戻りました。福神枠に絡んだ動きでは、深川麻衣が初の福神入り、秋元真夏が5th以来の福神復帰を果たしています。
また、桜井玲香がキャプテンの定位置とされてきた2列目左端を相棒の若月佑美に譲り、2列目中央に移動することになりました。オンエアでもそうでしたが、ただこれだけだとポジションが“動いた”ことに関心がいきがちになります。しかし、このポジションはこれまで白石麻衣、生駒、生田などが務めてきた重要なポジションの一つです(2列目の人数が偶数だった時を含めても中央に立ったのは松村と西野を加えた5人)。5作ぶりの移動は、間もなく20歳を迎えるキャプテン桜井を再び推していこうという運営の意思の表れなのでしょう。
今回の福神が10人になった理由はおそらくこの2列目のメンバーにあると私は考えています。大きな理由は生駒に福神の冠を与えておきたかったという運営の意向でしょう。今回は生駒に変わり松村沙友理がフロントに立つことになったわけですが、仮に前回のままフロント5人を五福神とした場合、生駒は福神落ちすることになります。しかし生駒はAKB48の選抜総選挙に乃木坂46代表として出馬するわけで、それを考えると選挙前の福神落ちは生駒にとってもグループにとってもマイナスになります。救済措置という言葉は適切ではないかもしれませんが、それが今回福神が増えた理由でしょう。
さらに言えば、前回の記事でも触れたように現在の選抜には福神当落線上のメンバーが多くいます。福神を増やすにあたって、いっそのことそれらのメンバーもまとめて福神入りさせてしまおうという意図があり、過去最大の10人まで増えたというのが私の読みです。結果的には深川の初福神や秋元の福神復帰も実現しましたし、その点では良かったのかもしれません。ただ、3列目のメンバーよりも福神のほうが多いというのも異様な光景ではありますが……。
1列目:新体制の表明
SKE48と兼任の松井玲奈はここに入ってきましたね。これに関しては予想していた方も多かったのではないでしょうか。番組内でもここに多くの時間を割くようなことはありませんでした。ただ、この時ひな壇が映らずメンバーがそれぞれどのような表情をしていたのかは定かではありませんが。
私自身としては1列目の発表で松村のスピーチと西野七瀬のセンター継続が印象に残りました。発表後に更新された松村のブログにあのスピーチの経緯が書かれていましたが、それを読んだ後には番組での発言がまた違う意味合いに取れました。収録から1ヵ月弱が経っているので状況は変わっているかもしれませんが、松村は当初松井が来ることに少なくない不安をもっていました。おそらく2列目の発表が終わった段階で彼女は松井が1列目に来ることを感じ、色々な感情が入り交じってあのようなスピーチになったのではないかなと思っています。
そしてセンターは前作で初センターを務めた西野が継続です。正直、私自身はセンターは御三家(白石、松村、橋本)のうちの誰かになると思っていました。もちろん西野は8thシングルでしっかりとセンターとしての役目を果たしたと思いますが、彼女の性格を考えるとセンターで居続けることはかなりの重荷なのではないかと考えていたからです。それでも運営側が西野をセンターに選んだということ、それはつまり乃木坂46にとって勝負のこの年を西野七瀬で勝負するという新体制の表明だと私は受け止めました。この一年は発表毎にセンターは代わってきたものの、継続となると生駒以来のこととなります。紅白前の10thのタイミングでセンターを代えるということは考えづらく、今年一年は西野でいくということなのでしょう。
今回の継続の意味は2回センターをやるということ以上の意味を持ってくると思います。となると、おそらく一部で待望論のあがっている「生生星」(生駒・生田・星野の3トップフロント)の復活の可能性も先延ばしになるかもしれません。メディア露出も西野がセンターになった割には今まで通り生駒が多かったですが、それも6月の総選挙を終え、新曲が発売される7月にかけて変わっていくかもしれません。8thから始まっていた新体制が9thでファンにもわかる形で表明され、これからますます加速していくことになるのでしょう。
参考松村沙友理のブログ「いけーっ(o・・o)」
アンダーに「選ばれた」伊藤万理華
前回、アンダー曲『生まれたままで』でセンターを務め、勢いを増していたのが伊藤万理華です。彼女はファッション、アートなど、表現力の面に秀でていて、乃木坂の顔の1人である生駒と同い年という意味でも期待されているメンバーだといえます。今回の選抜に推す声も多かったですが、結果は2作続けてのアンダーということになりました。
ただ、私は万理華は選抜選考に落ちたのではなく、アンダーに「選ばれた」のだと思っています。「アンダーの概念をぶっ壊してやる(つもりで)」という彼女の言葉の実現は現状道半ばです。アンダーには彼女の力がまだ必要なのです。ようやくエンジンのかかったアンダーのリードオフマンとなり、次世代の乃木坂46を担う存在となっていく力が彼女にはあると思います。もしかしたらアンダーでもセンターの継続なんていうことがあるのかもしれまんせんね。
ここで2期生にも注目してみます。今回選抜メンバーに選ばれた2期生は『バレッタ』から継続している堀のみで、前回初選抜だった北野日奈子は漏れ、新たな2期生が入ることはありませんでした。今のところアンダーへの昇格の発表もありません。新内眞衣の例があるので昇格の有無についてはまだわかりませんが、若くないメンバーも少なくないだけに昇格ないしは2期生の活躍できる場が増えるといいなと思います。
「生まれたままで」が意味していたこと
アンダーメンバーがブログなどで言っているように、7thシングルアンダー楽曲『初恋の人を今でも』や8thシングルアンダー楽曲『生まれたままで』は歌っているアンダーメンバー自身に語りかけるような詞と読み取ることもできます。『生まれたままで』は私も好きな楽曲なのですが、この曲はそれ以外にも別のことを示唆しているように読み取れます。
この曲の詞を完璧に解釈することは難しいですが、大まかな内容は「生まれたままで生きられたらいいなという願いと、今の自分がそうでないこと、実際そうやって生きるのは難しいこと」について歌っているように思います。ただ、この曲では生まれたままの状態に羨望の眼差しを向けてはいるものの、大人になる(変化していく)ことを否定しているわけではありません。むしろ全てをひっくるめた上で前に進もうとする、そのような楽曲だと思います。
現在の乃木坂も今や生まれたままの状態ではなくなりました。卒業したメンバーもいますし、2期生も入り、公式ライバルとの交換留学も始まりました。確かに生まれたままの乃木坂も素晴らしかったですが、それも、そして今の変化も含めて、前に進んでいこうというのがこの曲に秘められたメッセージだったのかなと、今回の選抜発表を終えて改めて感じました。
さて9thシングルがこれからどうなるのか。期待して待ちましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=oa9ms7PoD2w
乃木坂は生駒のために存在するのではない。
つじつま合わせのような10福神は滑稽に見えてしまう。
原点に戻って福神は7に固定するべき。
松井は商売上の理由で当然のように一列目なのだろうが、納得はいかない。
3列目発表後のしらけたムード、あれは何とかした方が良い。
固定メンバーの一人や二人、変えてみても良いのでは?
そこまで差はないと思うし、良い影響もあると思う。
>乃木坂は生駒のために存在するのではない。
生駒が乃木坂のために存在してるんだよ
見りゃ分かるだろ
大変、興味深く拝見させていただきました。
曲調の要因かメディア戦略かは現時点で知る由もありませんが
今回の選抜、いわゆる「お姉さんメンバー」の多用も9thを読む一因なのかな?
という気もしており、であるば、ちはるさんの件も合点がいきます。
さすがに、福神が10人とはメンバーですら失笑するぐらいの、
あらゆる意味でサプライズでしたが
ここでも、スポンサーを含めたメディア戦略と関係している気もします。
生駒ちゃんの2列目移動は「保険的」な意味合いがあるのかも?と思われます。
AKB総選挙で予想外の低い順位だった場合、
「乃木坂のフロントってこの程度」という世間の評価にも繋がりかねませんし
握手会の完売枠が落ち込んでいるという現実も加味しての事かもしれません。
他メディアで結果を残し続けている生駒ちゃんの3列目はありえませんから。
最後に、今回のアンダー事情については多少の危惧があります。
優里とみさ先輩の存在が大きすぎるため
自発的にMCや切り込みができる人材がらりんぐらいになってしまいました。
もちろん、アンダーは才能に溢れた人材の宝庫とは思いますが
押してもらって出て行くタイプが多い点がもどかしくてなりません。
9th期間に各々が言われる前に自ら企画して前に出て行くぐらいの気概を備えて欲しい!
そうすれば、本当に選抜を凌駕するぐらいの存在になると思いますし
彼女達には、その資質が充分備わっていると思います。
熱くなり、長文失礼致しました。
まりっか、あしゅりん、みなみちゃん(まぁ今回は選抜だけど)をスリートップとした、
別グループとしてデビューしてほしいなって思ってる。(「乃木坂Jr.」みたいな)
それだけの力があるし、もう「選抜」のかませ犬のような存在であってほしくない。
ゴジラの一件以来、「乃木坂」を応援するのは難しくなってるけど、たださゆりんの幸せを
祈ってる。
さゆりんにヴァンキッシュみたいな仕事がもっともっと来ればいいなぁ。
人気だけのななせまるをセンターにするのはどうなの?。実力、容姿、スター性を兼ね備えた人が
センターになってほしい。
まいやんかいくちゃんしかいないでしょ。これではメンバーもしらけてしまう。
この曲が「威嚇すること止めた時から本当の自分」と歌っているにも関わらずまだまだ威嚇しているファンも多いようで・・・松井Rを憎みますか?推しじゃないメンがセンターや選抜に来たら憎みますか?今となっては「真っ白で汚れてなかった推し始めた頃の心」をもう一度我々は見つめ直すべきなのではと言っているようにも感じる歌です。
記事の内容に同意しますし、私も同様に感じ考えていました。
万理華のアンダーと共に、ろってぃーのアンダーでの活躍も期待しています。プロ意識で活動する意気込みをブログで語っているのをみると楽しみ。8thのキャンペーンでも積極的にしゃべり、盛り上げようという意識を感じた。この先、生ちゃん復帰の時、日芽香、ちはるの同級生3人組を同時選抜にしてあげたいなあ。もしくは3人でのカップリングか特典PVという希望もあります。
個人的に深川が福神入りしたことが謎でしたね。
10福神というフォーメーションで深川が福神入りしたところで
何か本人にも運営にも得することがあるのか、という意味で、です。
生駒は福神と呼ばれるに値しているように見えますし
知名度も段違いであり乃木坂の顔であることも間違いないので
運営も端から外すつもりもないのだろうと思います。
そういう意味で、今回私には深川への救済措置に近いように感じました。
真夏、松井玲奈が福神入りすることは予想がついていましたが、
最近の深川が今回の形で福神入りする理由は
福神経験者である高山や高い人気である衛藤よりも思いつかないからです。
・・・・・あのときのセンター交代の真実・・・・・
6thシングルの選抜メンバー発表では初めてセンターが変わり、生駒ちゃんが下ろされたと世間では思われています。 しかし、真相はそうではないのです。
乃木坂46が結成されて、暫定センターから 1stシングルにかけて 生駒は不安と責任を背負ったどこにでもいそうな表情をしていました。 ところが 2nd以降は初対面でも この娘(こ)が乃木坂のセンターだと分かるまでに成長しています。 心構えが明らかに成長を促したのです。 6thシングル選抜発表で、フロント常連の星野・生田が相次いでトップ3から下ろされるや 生駒の表情は急変し、もしや自分もという不安が増幅したところで「6番 生駒里奈!」の発表。 谷底に突き落とされるようなショックを感じたことでしょう。 他のメンバーも視聴しているファンも驚きを隠せないシーンでした。
交代劇がなぜ起きたのかを冷静に見なければいけません。 このグループがAKB48の公式ライバルを売りに結成されたことを。
姉妹グループとは違った顔のアイドルグループを成功させるには、大看板の生駒とは別に 新たな看板を生む必要があった。 それが新センター発表の意味だった。 白石の並外れた容姿は乃木坂の衣装替えとして思惑どおり成功した。 そして短期間でグループを急成長させるための 7th。 その戦略は度肝を抜く交代劇、2期生 堀の新センター起用だった。 更に西野・生田と乃木坂の顔をセンターに起用し、看板を揃えていく。
一方で乃木坂の大切な宝である生駒里奈。 のちに自身も語っていたようにセンターという責任の重圧と苦しみ悩みを耐え忍んできたことから解放され自由だった…これは次の飛躍に必要な、生駒にとっては大切な蛹(さなぎ)の期間なのである。 運動が苦手と言いつつもダンスはとてもキレがいい。 蝶と成るべく、AKB兼任で彼女は珠玉(たま)のように磨かれ成長した。 僅か1年間で吸収した・・・よくぞやり遂げてきたものだ。 生駒の学習力は凄い。 比類のないアイドル性や天性の明るさ・集中力は正にセンターに相応しい。 恐らくこのAKB武者修行は 何よりも乃木坂が成長することを第一に想う生駒だからこそ 秋元氏からの兼任提示があったのだろう。 生駒を見ていてスーパーアイドル性を予見していたに違いない。
氏は看板を増やしていくことと同時に、獅子の子であると確信したこの愛くるしい生駒の成長を固く信じ 見守ったのである。 これが 6thシングル選抜でのセンター交代の真実である。
絶対的エース生駒が兼任発令後のAKB総選挙で選抜メンバー入りし、その使命を果たしながら更にパワーアップして乃木坂に持ち帰ったこと。 6th以降、他のメンバー達にも 自覚と強い責任感が育っていったこと。 この両面作戦は見事に成功した。
・・・・・13枚目シングル選抜メンバー発表 と 生駒里奈・・・・・
群馬県藤岡市で会計事務所を営んでおられる税理士の(Fさん)が、
” 生駒里奈さんが一緒に飲みたい新成人アイドルの2位になったそうです ” ・・・と ブログ紹介されました。 (Fさん)曰く、現在10福神に入っていないのに 外の世界に出ると途端に評価が高い。この謎解きに苦慮している様子です。
(AKB48の総選挙で14位という快挙を成し遂げた生駒里奈が10福神にすら入れない)という事実とは違った現実(NHK紅白の舞台でセンターを再現)も例にされて、内と外の 評価のギャップを生駒型ドーナツ化現象と表し、分析中とのことでした。
ギャップに気付かれたのは、乃木坂に好意を抱かれている証として嬉しく思います。 ただ、多くの乃木坂ファンでさえも全く分析出来ていないのが残念です。 6thシングルの選抜で生駒里奈センター陥落と受け取った人が殆どでした。 読みが浅いというか、分析が甘いために(順位という結果)だけを重視しているためです。
(乃木坂46の飛躍のためには どうするのか)が最も大切なことであり 、どのような戦略に打って出るか ということなのです。 プロデューサーの秋元氏が歴史好きで(戦国時代)を非常に良く研究されている事は有名です。 氏は 自分だったら どう動かすか・・・に長けた人物です。 そのためには、メンバー個々の(特徴・能力・発信力)をじーっと見据えた上で 全体を形作っていくのです。 乃木坂が次のシングルに合わせて 選抜メンバーを毎回入れ替えていることは周知のことですが、13thシングルが従来と違っていることに気付いて欲しいのです。 あの生駒里奈が3列目。 やっぱりな、と見ている人は残念ながら 6thシングルのときと同様に、全く分析せずに表面的な結果を見るに留まっています。 秋元氏がどういう戦略・戦術に出たのかを解くのです。 今回の布陣を見て 従来とは違ったバランスに気付きませんか? 今までは定石通り、フロント(最前列)にスポットを当てていたのです。 しかし、13thでは偏りをなくした布陣+Wセンターとし、既にこれまで5人にセンターを経験させたことは今後にも繋がるのです。 13th は もはや誰が上がった・誰が下がったという次元ではありません。
13thシングルは(フォーメーションを改革した)つまり、 前列・中列・後列のパワーをバランスさせた配置(フォーメーション)ということなのです。 AKBを初め 他の48グループとの違いが見えますか?
3列目(桜井・若月・生駒・松村・伊藤万理華・井上)
2列目 (齋藤飛鳥・高山・橋本・生田・秋元・星野)
フロント1列目 (衛藤・西野・白石・深川)
これを見ると、フロント経験者は2列目3人、3列目3人。・・・面展開の奥行を持たせたパワーバランス。
選抜とは言え、何かと影の薄かった3列目に大黒柱の生駒ちゃんが構えています。 面白さでは3列目が圧倒し、最強で金ピカの3列目とも言えます。 選抜に入るだけあって流石の16名で、どれをフロントにしてもいい程ですね。
戦国時代に 発想豊かな信長は、鉄砲隊の3段構えで勝利しました。 これで謎が解けたのではないでしょうか。