Nogizaka Journal

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乃木坂散歩道・第202回「アンダー推しの『想い』を語り合おう」

 僕は今、迷子になっています。自分の推しメンに、なんて言葉をかけたらいいのかわからないのです。

 正直、しばらく関東で握手会が無くて、ホッとしています。

 先日、14thシングルの選抜発表がありました。ファンの皆さんの想いがSNSに溢れました。それを眺めていて思ったのは、どの想いにも正しいとか、間違っているとかは無くて、『視点』が違うだけなんだなという事でした。どこから、何を見ているのか? それによって、生まれる想いが違うんだなという事です。

 沢山のファンがいるわけですから、それでいいと思います。多様性が無い集団は『カルト』です。だから、それぞれの『想い』を否定するのは無しにしましょう。

「アンダーメンバー推しのファンは何を希望とすればよいのか?」

 現実社会において、努力したからといって、それが必ず報われるとは限りません。『アンダー』を語る時よく使われる言葉です。まさに、その通りです。
 それをわかった上で敢えて言います。現実社会では努力は必ずしも報われません。自分の人生でそれは痛感させられています。だからこそ、せめて、自分の推しているメンバーの努力が報われる姿を見てみたい。

 自分が出来なかったことをメンバーに託してしまうのは、ファンのエゴなんでしょうけどね。

 僕自身は決して選抜メンバーに不満があるわけじゃありません。深川さんセンターの14th選抜は、まさに『“正しい卒業の仕方”選抜』です。どなたかがSNSでつぶやいた言葉が忘れられません。「アイドルはオーディションから卒業までがエンターテイメントである」。卒業のその時まで、様々なドラマを見せてもらえるんだろうと期待しています。

 ただ一方で、今回、この記事を書こうと思ったのは、アンダーメンバーを応援しているファンの声を形にしたかったからです。ファンの母数としては選抜メンバーのファンの方が圧倒的でしょう。だから、アンダーメンバー推しのファンの声は、押し潰されている様に僕には見えます。だから、タイトルを「アンダー推しの『想い』を語り合おう」にしてみました。
 
 別に大きなアクションを起こすわけじゃなくて、それぞれの今の率直な想いを語り合いましょう。今、何に希望を持っているのか? 何に希望を失いかけているのか? 僕達が今後、何を希望にして『推し事』を続けていくのか? その道筋が見えたらいいなと思っています。

「諦めたら、諦めさせたら、そこで…」

 『期待』には大きな力があると思っています。人を成長させる力です。例えは適切ではないかもしれませんが、女性は人に見られると綺麗になっていきます。乃木坂を見ていれば、それは理解していただけると思います。見ること、注目することは『期待』の表れです。メンバーへの期待が、メンバーを綺麗にして、メンバーを成長させていく、そう思っています。

 だから、ファンがメンバーに『期待』を持つというのはとても大事なことです。この『期待』のうちの一つが『選抜入り』でした。今回の14th選抜発表で、あらためて選抜入りの壁の高さを実感させられました。
 アンダーメンバーを推しているファンとして思うのは、「今後、推しメンに選抜入りを期待してしまうのはいけないのか?」という事です。無理な事を期待するのは、メンバーにとっては『過大な負荷』でしかないわけですから。

 推しメンに何を期待していいのか? それが僕には見えません。冒頭に書いた『迷子』という言葉、それが今のボクの心境です。

 ただ、一つだけ心に留めている言葉があります。どんなに迷子になっても、今、僕達ファンが『期待』することを諦めてしまったり、メンバーが『期待』されることを諦めてしまったら、そこで、僕達の乃木活は終了です。努力の無い所に感動は生まれませんから。

「選抜のアンチテーゼ」

 アンダーメンバー推しとしては、選抜システムを否定したくなります。でも、それは今までの乃木坂の否定に繋がりかねません。だから、僕達が見つけるべきは否定ではなくアンチテーゼです。“アンチ”という接頭語が付くので、悪いイメージがあるかもしれませんが、アンチテーゼとは『より高みを目指すため』のものです。『切磋琢磨』という言葉のニュアンスが、アンチテーゼには含まれています。『win-win』も近い言葉かもしれません。

 乃木坂選抜メンバーだけで乃木坂46は語れません。そこに乃木坂アンダーメンバーが存在感を増して大きくなり、そして、その二つが化学反応を起こす時、あらたな、そして、最強の乃木坂46が誕生する。その為には、アンダーメンバーは選抜の控えであったり、2軍であったりしてはいけないのです。
 テーゼ(=選抜)とアンチテーゼ(=アンダー)の間に優劣は有りません。アンチテーゼはより高みを目指すためのもの。

 アンダーは選抜のアンチテーゼとなれ!

 その意味では、「アンダーライブ」はアンチテーゼの一つだと思います。アンダーメンバーだけで行うライブだからこその熱量があります。「サンクエトワール」もアンチテーゼです。もっともっと活躍して欲しい。中元日芽香さんの「らじらー!サンデー」もアンチテーゼです。どれも大きな盛り上がりを見せましたが、まだ足りないみたいです。
 僕達ファンはアンチテーゼになり得るものを見つけたら、どんどん乗っかっていくしかありません。そのうねりの大きさが新しい流れを、次の展開を、そして、輝ける可能性を生みだすのだと思います。

 ファンとしては乗っかるしか出来ないのがもどかしい。運営陣に期待するしかありません。

「僕達ファンがなすべきこと」

milkyway-photo

 アンダーメンバーが、今、何をするべきなのか? それはメンバー自身や運営陣に考えてもらいましょう(笑) 僕達がとやかく言うものでもありません。僕達がやるべきなのは、僕達が何をするべきなのか?を考えることです。僕達が迷子のままでは、メンバーも困るでしょう。

 この記事を書いていく中で、僕の中で少しずつ考えがまとまってきて、僕達がなすべきことが見えたような気がします。その一つは、『見つけること』です。

 アンダーメンバーを推す事は天体観測に似ています。選抜メンバーは太陽や月の様な存在です。とても見つけやすい。アンダーメンバーは夜空の星々です。いつも見えるわけじゃなく、目を凝らさないといけない時も有ります。でも、元々は太陽と同じ恒星です。自ら爆発的なエネルギーの光を放っています。ただ、僕達のいる位置が違うだけなのです。

 だから僕達は見つけていかないといけない。古代の人々が星座を作って楽しんだように、僕達もアンダーメンバーが放つ光を見つけて楽しまないといけません。

「北野日奈子さんのブログ」

 『見つけること』という事で、一番わかり易い北野日奈子さんのブログを取り上げます。

 アンダーメンバーにおいて、影の努力というのはちょっと見えにくいかなと思います。元々、アイドルとファンの距離って遠いですから、発信してくれないとわかりません。

 今、乃木坂においては発信のツールは様々です。TV、雑誌、ラジオ、ブログ、モバメ、755……。昨年から北野さんは毎日ブログを更新しています。数ある中から、ブログを発信の軸としたようです。毎日って難しいんですよ、大変なんですよ。やってみるとわかります。あれくらいの文量となると、どれだけコピー&ペーストを駆使したとしても、1時間以上かかっていると思います。まず、第一にコメントを読まないといけないですしね。毎日かなりの時間がとられるわけです。相当頑張っていると思います。

 内容もファン心理をくすぐる出来になっています。“ノルマ”になっていないところが、彼女の気持ちの強さの表れです。『良いものを毎日届ける』、北野さんのブログにこれからも注目していきたいと思います。
 永島聖羅さんの卒業が控える中、14thシーズンのアンダーメンバーをアンチテーゼへと導く牽引役に、北野さんにはなってもらいましょう。

 他にも『琴子が笑った』、『寺田蘭世さんのブログコメント』等々、『見つけたいこと』は沢山あります。それらを希望として、これからも応援していけばいい、今になって、そんな風に思えてきました。

「文章にまとめるという事」

 この記事を書き始めた時、僕は迷子でした。どうしてよいかわからず、思うがままに書き始めました。今、記事を終えようとしている時、とりあえず、落ち着きは取り戻したようです(笑) アンダー推しの皆さんの中にも同じ様な方々がいるのではないかと思います。どうでしょう、想いの丈を打ち明けてみませんか? もやもやしたものをスッキリさせて、次に進みませんか?

 冒頭にも書きましたが、誰かの『想い』への否定はいけません。立ち位置が違うだけです。正しいとか、間違っているという事は無いです。お互いを尊重しつつ、自分の『想い』を文章として吐露してください。そうすることで、きっと気持ちの整理が出来るはずです。
 
 皆さんの『想い』をお待ちしています。

筆者プロフィール

Okabe
ワインをこよなく愛するワインヲタクです。日本ソムリエ協会シニアワインエキスパートの資格を持ちます。乃木坂との出会いは「ホップステップからのホイップ」でした。ファン目線での記事を書いていきたいと思います。(ツイッター「Okabe⊿ジャーナル」https://twitter.com/aufhebenwriter

COMMENT

  • Comments ( 31 )
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  1. そう、あきらめたらそこで試合終了ですよ。
    メンバーも、われわれも!

  2. 熱い思いをありがとうございます。私もどうすればいいのか分からない、迷子の一人です。

  3. 今回も良い文章をありがとうございます。
    あの瞬間、最後の設楽さんの話を並んで聞く姿が対照的だった二人を推してる身として、僕もかなりの迷子です…

    今日、過去の「乃木どこ」の名作『大所帯アイドルあるある勉強会』を久々に見ました。日村さんに「アンダー良いねえ」と言わしめた回です。
    6枚目期間だったあの回で、ゲストの野呂佳代さんが

    “1列目(福神メンバー)はほぼ変わらないが、後列とアンダーはいくらでも入れ替わる”

    と語るシーンがあります。

    確かに、当時選抜未経験だったメンバーが前作のフロントまで駆け上ったり、逆にガルル以来選抜に戻れないメンバーがいたりと多少の入れ替わりはあったのですが、それでもよくよく見比べると、選抜とアンダーメンバーの構成が今回の14th選抜とほとんど変わっていないんですよね。

    こんなにも高い壁なのか、と改めて思い知らされました。当時選抜とアンダーの自分との差を「乃木坂さん」と表現したメンバーが雑誌の専属モデルになるほど、アンダーライブのみならず各方面で活躍するメンバーがあの頃とは比べ物にならないくらい増えたというのに、それでもほとんど入れ替わっていないのか、と…

    4人目の新センター誕生となった8枚目、3列目が1,2列目より後に発表された11枚目と、ここ2回の春シングルは動きが多かったので、いろんなことに期待した人も多かったんだろうと思います。少なくとも僕はそうでした。
    しかしながら、紅白初出場という大きな目標を達成し、真の“国民的”アイドルへのスタートとなる14th、盤石の態勢を取るのも当然なんですよね。さらに多くの皆さんに応援していただくために、手堅い布陣で足場を固めるのは正しい選択だと思います。しかも、初選抜から着実に、マイペースに、その人気を不動のものにした福神常連メンバーの卒業ともなれば、センターも自然と予想できました。

    今野運営委員長の語った「激動の年」、バースデーライブの会場が決まらないくらい(笑)激動なのは間違いないですから、前を向いてこれからの乃木坂ちゃんを、今まで以上に応援していきたいです。

    P.S. Okabeさん、ツイッターの相互フォロー、ありがとうございます!あのワインがじっくり熟成されて、最高の時に祝杯となることをお祈りしてます!

  4. こういう想いから、選抜総選挙が生まれたんでしょうね。
    乃木坂46内の選抜総選挙、賛否両論あると思いますが、
    「それぞれの『想い』を否定するのは無しにしましょう。」という言葉通りの
    語り合いの場になればと思い、コメントさせていただきました。

  5. 紅白直後の盤石さが狙いなら、それは新規が対象ということであり、マンネリに憤りつつある古参を置いていくということですよね。

    それって完全に、今までいろんなバンドやアイドルが辿った崩壊への序章パターンです。不安です。

  6. By アンダーライブファン

    今の乃木坂には、ライブと舞台という二つの軸があるように感じます。

    このどちらも選抜・アンダーという区分とは切り離して動かすことができる要素である分、アンダーメンバーのモチベーションひいてはアンダーメンバー推しのファンのモチベーションを保つ大事な要素になると思います。

    ただ、舞台に対する思い入れが強くても選ばれず意欲を失うメンバー(昨年じょしらくに参加できなかった永島さん)や、舞台よりも歌番組に対する思い入れが強いメンバー(中元さん)もいるので、難しいと感じています。

    ファンとしては、ライブだけでなく舞台にも積極的に参加して舞台のチャンスを増やせるように応援することしかできませんので、運営にはアンダーも歌番組に参加できる(10枚目のような)方向をよろしくお願いします。

  7. By 乃木坂全員大好き

    「選抜入りの壁の高さ」って何でしょう?
    ここ3枚のシングルで16人を固定することによって
    乃木坂運営にまんまと洗脳されてしまったんではないでしょうか?
    そしてもしかすると現アンダーメンバーも同様に。

  8. いつもOkabeさんの記事を楽しみにしてます。

    自分もアンダーに推しメンがいます。Okabeさんと同じカナ?

    先日の選抜発表を見て何とも言えない気持ちになりました。
    ほぼ何にも変わらない選抜発表に閉塞感を感じ、推しであるメンバーにはただ「パフォーマンスしてる姿が見たいです」としか言えませんでした。
    アンダーメンバーは今までもずっと頑張ってきたしファンの気持ちに応えられるよう努力してきてるので「頑張ってね」とか「一緒に上を目指そうね」とかは逆に彼女たちを傷つけてしまうのではと思ったからです。
    去年一年間、アンダーメンバーは本当に輝いていました。どのメンバーも選抜メンバーになってもおかしくないくらいです。
    ですので今回の結果には本当にがっかりしました。
    乃木坂は本来シングルごとに選抜メンバーが入れ替わることを大々的にうたってきたのにここ数作はほぼ代わり映えのない選抜です。
    選抜入りすることが全てではないけど、選抜メンバーが常に入れ替わるという乃木坂のスタイルは変わらないで欲しい。
    そして運営側はメンバーやファンに何故そうなったのか説明して欲しい。
    メンバーの努力が報われないのならファンの我々は何も出来なくなってしまいます。
    せめてどうしてこのような選抜になったのか説明がされれば例え推しのメンバーが選抜入りしなくても納得は出来ると思うのです。
    生駒ちゃんの兼任や乃木坂AKBなど今まで何も説明が無く事が進んでしまい、ファンはやきもきするまま我慢して終わってしまいます。
    これからこんな思いをしながらずっと乃木坂を応援していくのは正直しんどいです。
    ただ言えるのはアンダーメンバーがいなければ今の乃木坂を応援する意味がないくらいアンダーメンバーが好きです。
    推しのメンバーやアンダーメンバーが頑張り続ける限り応援していこうと思っていますが、彼女たちが乃木坂にいることの意義を見失ってしまうのではないかと心配しています。

  9. 何か嫌な予感がする・・・欅坂メンバーが乃木坂に移籍もありえるぜ!

  10. 結局は秋元康と運営の好みとしか言いようがない選抜編成。これではメンバーもファンも報われない。

  11. これが芸能界といえばしょうがないけど、それでもアンダーの扱いがひどすぎると思う。
    選抜は選ばれたメンバー、アンダーは選ばれなかった残りカス…本当にそんな感じの扱いに感じる。
    アンダー推しのファンは少数だからなのか、そもそも選抜を際立出せるためのアンダーだからなのか…
    ドラマを作ってるなら趣味が悪い…

    今の状況からすると、多分この先もアンダーの立場は変わることはないと思う。
    だからこそ、アンダーの子達は運営ともっと戦っていいと思う。(正直、ファンが頑張るにも限界がある)
    まだ10代、20代そこそこの子供たちに言うのは酷かもしれないが、
    それでも今のままで終わるよりは(今以上に干されるかもしれないけど)、発信する機会を探ってみるべきだと思う。与えられる場所を待っていても状況は変わらない。
    それこそ何もなかった状態からアンダーライブという場を生み出したように、新しいものを生み出す力はアンダーのほうが持っていると思う。
    流石に今回の選抜発表でココロが折れかかっているけど、まだ道がある、そう信じたい。

    • アンダーライブという場を生み出したのはアンダーではなく運営。
      形にしたのはアンダー。

      • 確かに企画を考えたのは運営かもしれないが、楽天さんに活躍の場が欲しいと訴えたのはアンダーメンバーだった気がしましたが?
        間違っていたなら失礼。
        それでも、新しいことを形にしただけでもすごいですね。

  12. 去年の「真夏の全国ツアー」で
    アンダーは「乃木坂の’底’力」と表現されていました。
    つまり、運営にとってアンダーメンバーは底なんですよ。

  13. なんで選抜に上がれないんだろうっていう問いから逃げて、
    一部メンバーをゴリ推し呼ばわりしたり、
    運営を悪者扱いしたりするアンダー推しの一部(一部だと信じたい)にも、
    責任の一端があると思うわ。
    そんな視野の狭い人達、傲慢な人達には、建設的な批判や助言、応援なんてできないもん。

    • >そんな視野の狭い人達、傲慢な人達には、建設的な批判や助言、応援なんてできないもん。
      マナーの悪いファンがアンダーメンバー推しだけかのように言うあなたにそっくりそのままお返しします
      叩きたいがために取って付けた発言でないならその責任とやらについて選抜との対比を含めてきちんと説明してください

      • >マナーの悪いファンがアンダーメンバー推しだけかのように言う
        「一部メンバーをゴリ押し呼ばわりしたり運営を悪者扱いしたりする」ひとが「アンダー推し」の中にいるって言ってるんです。
        だれも「マナーの悪いファンがアンダーメンバー推しだけ」なんて言ってません。
        文章を読みこまずに脊髄反射で叩くのはやめてください。

        >その責任とやらについて選抜との対比を含めてきちんと説明してください
        「責任」ではなく「責任の一端」です。
        たとえば「こういうところをがんばったら選抜に入れるんじゃないかな」とか、そういう意見は有効でしょうけど、「ゴリ推しされてる奴らがいるから選抜に入れないんだ」のような邪推を元にした意見(もとい暴論)は百害あって一利なしということを言っているんです。
        「選抜との対比を含めて」については、こちらの理解力不足のせいでしょうが、どういう意味かわかりかねます。すみません。

        >叩きたいがために取って付けた発言でないなら
        「叩きたいがために取って付けた発言」だと思いたいようですが、当方はアンダー推しです。
        たとえばこの記事をお書きになったOkabeさんのような素敵なアンダー推しがいらっしゃる一方で、前述のような情けないアンダー推しもいて、そのひとたちが足を引っ張っている「一面もある」んじゃないだろうか、ということを言っているのです。

  14. アンダーメンバーへの想いを読ませていただき、ちょっと自分の想いを書いてみたくなりました。

    実は私は乃木坂ファンとはいえないかもしれません。
    というのも、一番好きなアイドル系の芸能人は元アイドリングの朝日奈央さんだからです。
    朝日さんの親友だという能條愛未さんがどんな人なのか?という興味で、乃木坂の活動もゆるく定点観測するようになりました。
    だからこちらに集う方よりは、かなり乃木坂を客観的な目線で見れているという自負があるつもりです。

    乃木坂で興味があるのは、当然、チームDです。
    いろいろな意味で、チームDは乃木坂アンダーの象徴のような存在だと思っていて、アイドリングや能條、朝日さんと仲がいい玉井杏奈さんが在籍するpasspoに一番考え方、感性が近いメンバー達だと思っています。
    その中でも川後さんは、将来に向けてかなり面白い布石を打っていると思うのですが……。
    川後さん特集の記事でもあれば、その時にでもまた詳しく語りたいです。

    能條さんはアンダー期間が、全メンバーで一番長いメンバーになってしまったようで。
    でも、乃木坂から少し距離を置いて見ている私からすると、実は能條さんはかなり順調にタレント、役者修業ができていると思ってます。(本人は当然つらいでしょうけど)
    よく選抜、アンダーとひとくくりにする人を見かけますが、実はメンバー個々で、それぞれの芸能界への戦略は全く違うのではないでしょうか?
    すごく変な言い方になってしまいますが、今の能條愛未はアンダーだったから磨くことができた才能ではないかと実は思っていたりします。
    このへんも語ろうと思えば、まだまだいろいろ語れるのですが……。

    最後にもうひとつだけ書くとすれば、今の乃木坂(特に選抜メンバー)はかなりコンサバだと思います。(正確に書くと、コンサバを演じている?)
    保守的な女性観を持つ男性が好きそうな、控え目そうな子(西野、深川など)を中心に選抜されているからです。
    (よき恋人、よき妻の理想像を乃木坂の推しメンに見ている感じ、いわゆる乃木坂らしさというやつです)
    逆にアンダーメンバー、その中でも特にチームDは筋金入りのリベラル。
    アイドリングやpasspoもそうですが、よくも悪くも異性の目線をほとんど意識せず、面白いことが好きな人たち。
    私の中で乃木坂はそういうグループなんじゃないの?という解釈です。
    乃木坂を一歩出れば、リベラルが好きな人もたくさんいるはずというのが、私がアンダーメンバーに贈りたい率直な想いです。

    ずいぶん長くなってしまいました。申し訳ありません。長文、失礼しました。

    • 能條は選抜に2回入ってるので、アンダー期間が一番長いのは中元や川後、和田、樋口などの一期生の中で選抜1回メンバーですね

      あと、誤解しているわけではないと思いますが、「チームD」というのは乃木坂内の公式なユニットなどではなく、「ディズニー好きメンバーが集まった名称」ですし、選抜常連の高山一実も入っているので、選抜、アンダーというくくりの外にあると思います。

  15. アンダーと選抜に悩んでいた時期はありました。
    特に私の推しはいわゆるボーダーライン上のメンバーで選抜発表は毎回やきもきします。
    それでも、メンバーには選抜入りするしないにかかわらず同じように接しています。
    メンバーの活動で特に嬉しい時以外は活動についても握手会でも話しません。
    アンダーが長いといつ期待に応えられるかわからないので辛いだろうなと考えたからです。
    その代わりにずっと通うと言うのを決めてます。会わないとモチベーションが持たないと言うのもありますが(笑)
    今はやっと選抜常連になりつつあります。
    それでも、福神も努力を止めない。アンダーは盛り上がりが半端ない。正直、アンダーメンバーの時より気持ち的にはキツいです。
    アンダラはアンダーメンバーにとっては救いですし、自分を見てもらえると実感する事でより前に行く勇気を貰えていると思います。
    それでも、選抜メンバーも負けられないのです。前に行くと考えてやっぱり努力しているし、不遇の時代にも努力を惜しまず、悩みながらも前に進んでいます。
    だからこそ、メンバー全員が成長して乃木坂46が凄いグループになると確信していると思います。
    彼女から聞いた「私、頑張る!そしたら、みんなも頑張るから乃木坂はもっと凄くなると思うんだよね。」が実現する時は選抜と言う概念を本当の意味で壊せる気がしています。

  16.  はじめましてです。
     いつも記事は拝見させてもらっていました。今回は自分にものすごく当てはまると感じたので、コメントさせていただきます。
     私は1推しがアンダーで2推しが選抜です。とはいっても、少し前までは差なんてほとんどなく、乃木坂みんなを応援しているスタンスでした。
     それが知らないうちに、1推しだけを応援するようになっていて、2推しへの関心がどんどん薄らいでいっています。むしろ不遇な2期生に興味が向いています。
     そして、この今回の選抜発表で、乃木坂への関心がかなり薄らいでしまいました。
     1推しが選抜に入ればいいということではなく、アンダーの子たちに、少しだけでいいので、選抜への希望を与えてあげてほしいと強く思います。せいらりんに続いて卒業する子が出てくることにならないように願っています。
     長々と失礼しました。

  17. Okabeさん、お久しぶりです!最近執筆される回数が減ってきて
    寂しい思いをしておりました。
    昨年、ひめたんへの記事をお願いした者です。その節はありがとう
    ございました。思えばその時は今年こそひめたんの選抜入りは間違
    いなかろうと信じて疑わない自分がいましたが、まさかこの様な展
    開になるとは

    選抜入りを望んでいるとメンバーに伝えるのは逆にメンバーを追い
    込んでしまうことになるんじゃないのかとさえ思いたくなるこの頃
    です。

    選抜入りへの基準についてはHKTのdocumentaryで支配人さんが具
    体的に話しておられることが参考にはなりますね。
    それが全く乃木坂にも当てはまるかは分かりませんが、関係ないと
    も言えませんし一つの指針であるとは思います。
    選抜決定会議に秋元さんも出ておられてスタッフと意見を述べあう
    シーンもあり、一方的に秋元さんの意見だけで決められると思い込
    んでいる方にはそうではないことがわかります。

    ここまで選抜渋滞が起きるとは運営さんすら思っていなかったので
    はないでしょうか?
    最近一部夕刊紙の報道でAKBの凋落の歯止めに乃木坂も総選挙に参
    加するなんて記事が出るし、乃木坂AKBなんておかしなグループ名
    で曲名がクレジットされるCDが発売予定になっているし思わせぶり
    な激動ってこんな茶番ではないとは思いますが‥

    自分の理想は2チーム制+アンダーの実現なんですけどねぇ。
    実力的には全員ではないかも知れませんが選抜にいておかしくない
    メンバーがゾロゾロいる訳ですからあっても不思議はないと思います。
    ただそうするには相当な運営費用とスタッフの投入が必要で欅坂
    まで育てる事になった今、より難しくなりましたが

    人気メンの増加とは運営さんとしては贅沢な悩みですがファンはた
    まったモノではないですよね!
    決定権を持つ運営さんを信じて待つしかないもどかしい日々が続き
    そうですね。くれぐれも方向だけは間違えないで欲しいものです

    サイン入りのワイン、美味しく乾杯できる日が来ますように

  18. Okabeさん、お久しぶりです!最近執筆される機会が減ってきて寂
    しい思いをしておりました。
    昨年、ひめたんへの記事をお願いした者です。その節はありがとう
    ございました。思えばその時は今年こそひめたんの選抜入りは間違
    いなかろうと信じて疑わない自分がいましたが、まさかこの様な展
    開になるとは

    選抜入りを望んでいるとメンバーに伝えるのは逆にメンバーを追い
    込んでしまうことになるんじゃないのかとさえ思いたくなるこの頃
    です。

    選抜入りへの基準についてはHKTのdocumentaryで支配人さんが具
    体的に話しておられることが参考になります。それが全く乃木坂に
    も当てはまるかは分かりませんが、関係ないとも言えません。
    選抜決定会議に秋元さんも出ておられてスタッフと意見を述べあう
    シーンもあり、一方的に秋元さんの意見だけで決められると思い込
    んでいる方にはそうではないことがわかります。

    ここまで選抜渋滞が起きるとは運営さんすら思っていなかったので
    はないでしょうか?
    最近一部夕刊紙の報道でAKBの凋落の歯止めに乃木坂も総選挙に参
    加するなんて記事が出るし、乃木坂AKBなんておかしなグループ名
    で曲名がクレジットされるCDが発売予定になっていたり、思わせぶ
    りな激動ってこんな茶番ではないとは思いますが‥

    自分の理想は2チーム制+アンダーの実現なんですけどねぇ
    実力的には全員ではないかも知れませんが選抜にいておかしくない
    メンバーがゾロゾロいる訳ですからそうなっても不思議はないと思
    います。
    この為には倍する費用とスタッフが必要になることがネックです。

    運営さんとしては選抜候補過多という贅沢な悩みですがメンバーや
    ファンはたまったモノではないですよね!
    ブログコメントも感情を抑えた大人のコメントに成長していること
    がなおさら彼女達の苦しさを伝えて来ます。

    決定権を持つ運営さんを信じて待つしかないもどかしい日々が続き
    そうですね。くれぐれも方向だけは間違えないで欲しいものです

    サイン入りのワイン、美味しく乾杯できる日が来ますように

  19. いつかCDのプレゼントで1名の方に次のシングルの
    選抜メンバーを選べるというものがあってもいいと
    思います。ただ抽選だけでは問題なので何名かで面接
    も必要だとは思いますけど。
    これは選抜総選挙よりおもしろいと思いますね。

  20. 以前松村が「ちょっと甘いって言われるかもしれんけどみんな幸せになられへんのかなあ」ってブログに書いたことがある。
    おそらく乃木坂の運営は一期生をセレクトする段階で「こいつは選抜候補こいつはフロント候補」って決めてたんだと思う。
    それで世間に乃木坂を売っていくんだと。だからその他のメンバーは噛ませ犬みたいなものなのかもしれない。アンダーライブがどういう経緯ではじまったのか知らないけどいちおうのぎ天ではメンバーが楽天にライブやらせてくださいってお願いして「わかった、やりましょう」って握手したことになってるけどあれだって前もって乃木坂運営と楽天との間で話がまとまってたのかもしれない。そう考えるとネットで「どういう基準でメンバー選んでるんだ」って文句がでてるのを見てあわてて救済策を講じたとも思える。
    たとえば3列目くらいはもっと大雑把に変えてもいいって思うんだがどうなんだろうか。さゆにゃんやまりかがもうだめだって思って辞めるとでも思ってるんだろうか。10福神は固定でもいいから3列目くらいは月一くらいで変えていっていいんじゃないかな。そうすればメンバーとしても流動性の手ごたえが感じやすいし落ち込む期間も短くてすむような気がするんだが。

  21. いつの間にか、握手売上が選抜基準であるかのようにファンの間で浸透していることが、今の閉塞感をもたらしている最大の原因だと思います。コアなファンにしてみれば、運営に対し自分達の明確な意志表示をできるのは握手売上を伸ばすことですし、事実として当初は三列目だった西野さんがセンターに抜擢されたり、アンダー常連だった衛藤さんが選抜常連となって福神入りを果たしたりしたことで、その思いはファンの間で確立されてしまいました。

    でも、実は運営側は一度もそのようなアナウンスはしておりません。これは当然で、もし本当に握手売上を選抜の第一選考基準などと公表してしまえば、握手売上に上限がある以上、今後は半永久的に、現状肯定的な選抜選びしかできなくなり、当時批判も多かった7thで二期生の堀さんをセンターに抜擢したような、攻撃的な選考は到底考えられません。結果として、選考も保守的にならざるを得ません。

    しかし、例え正式に公表はしていなくとも、ファンの間でそのようなコンセンサスが出来上がってしまえば、運営としても何かしら考慮せざるを得なくなります。その結果、選抜選考の自由度は格段に制限され、上述のように、最早一部の選抜メンは入替不可能となってしまいました。

    そうなると、一部でごり押しの象徴のように言われている生駒さんの存在が、今はむしろアンダー常連組にとっては希望の道筋になる気がします。ご存知の通り、生駒さんは握手売上ではアンダーメンにさえ劣ってしまう情況ですが、それでも一度も選抜落ちしておりません。もちろん、初期から運営に推された幸運はあるにせよ、今やその知名度は白石さんと並んで群を抜いており、紅白のセンターやゴールデンのバラエティ番組で一般に強く認識され、ついには声だけとはいえソフトバンクのCMにまで抜擢された彼女の持つ宣伝効果を考えれば、握手売上を理由に選抜から外すという選択を運営がするとは思えません。

    率直に言って、握手売上で選抜が決まってしまうように見える現状は、握手売上以外でメンバーを差別化できないということの裏返しでもあります。先日、川村さんが外番組でその歌唱力を絶賛されましたが、もしあの番組で川村さんが優勝していれば、恐らく彼女は今回の選抜入りの最有力候補だったと私は見ています。つまり、握手売上以外でも、他のメンバーより明らかに抜きんでているものを運営に提示できるか否かこそ、今後アンダーメンバーが選抜常連組に割って入る大きなポイントだと考えています。

  22. 皆さんアンダーメンについて色々な気持ちが複雑に絡んでいるよう
    ですね 
    まあ自分もその一人なんですけど‥
    そのアンダーメンの心の葛藤をオタが理解するのにお勧めの映画が
    ありました。HKTのdocumentaryです。
    HKTには全く興味がなくても映画として楽しめます。
    今まで各グループのdocumentaryを一通り観て来ましたがアイド
    ルグループのメンバーの葛藤をここまでそばにいて素直に見せて
    くれたものはありませんでした。
    別にHKTの回し者ではありません!一人のドルオタとしても乃木坂
    のファンとしても観ておいて損の無い映画だと思ったのでお勧め
    します。
    悲しみの忘れ方とは全く味付けの異なるアイドルムービーになって
    います。
    Okabeさんにも是非ご覧になって頂きたいと思います!

  23. 現選抜メンバーをアンダーに落とすことと、アンダーメンバーを選抜することのバランスがほとんど取れない状況になってるので、なかなか厳しいと思います。
    仕組みそのものを考える時期に来てるのは明らかでしょうね。
    握手会も完全に飽和状態ですし。

    そんなタイミングで欅坂の始動。ソニーはよくもまあこんな絶好のタイミングを捉えたなと思う一方で、一部を除く乃木坂のアンダーメンバーには残酷な状況だなあとも感じています。

  24. アンダーへの思いとは違うのですが、自分は握手売上=選抜と言うロジックとは違うと考えています。
    もちろん、人気があるメンバーやスタッフ・関係者から高評価を得ているメンバーは握手会売上は上位ですから結果的にそう見えると思います。
    考えてみれば握手売上だけではなく、運営はモバイルの推しメン登録やモバメ購読、個別物販も参考にできる要素ですし、外仕事ではメンバーへの評価は視聴率や購買数や応募数などから評価されます。
    総合的に評価されるのはそこらへんだと考えています。
    初期は選抜でもなかった奈々未さんやいくちゃんやなぁちゃんがデビュー時は選抜入りしたのはそのあたりではないでしょうか?
    ただ、後になればなるほど難しくなるのは世の常です。
    それでも今の乃木坂46ならばアンダーでもメディアに起用される可能性は高いのでそこで一発人気が取れる可能性もあります。
    もちろん、個人の運と技量がそろってなければなんともし難いですが…
    まあ、つまるところ本人次第なんだと思います。

  25. 5thまで生駒がセンターできたこのローテを変えてきた乃木坂ですがそれ以降、マンネリ感が耐えません。選抜のメンバーがほとんど固定になっているからです。
    唯一センターが順繰りしてますね。私はアンダーメンバーが不憫でなりません。止めていったメンバーの中にも
    有望な子多くいたと思います。また、選抜メンバーは露出も多くフアンも増えますがそうでないメンバーは
    どうやってフアンを増やせばよいのでしょうか?
    提案としてはアンダーライブのセンターを務めた子を次期の標題曲のセンターを務めることが出来るくらいの事をやらないとこのグループは3年後に内部分裂と人気メンバーの脱退で終了するような気がします。
    この方法であればアンダーの指揮も上がり長続きしそうな気がします。
    これにも危惧感はあります。だから、アンダーセンターは選挙して運営のごり押しをやめていただきます。
    選抜のメンバーはすばらしい人が多く存在しますが、もう知名度も人気も多いですし、他の仕事も多くなっているでしょう。アンダーメンバーにもその機会を思いっきり差し上げてください。な。

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