「楽しむ」、最近の乃木坂46のキーワードなんじゃないかと思っています。
まずはナタリーさんの記事、「生駒・堀センター対談」を紹介します。
この記事は、生駒里奈さんが7枚目シングルの選抜メンバー発表時に2期生センターを予想していたことなど、読んでみてビックリな内容が書いてあります。そのインタビューの中で、堀未央奈さんは「最終的にはすごく楽しそうな子だなって言われたい」と言っていました。要約すると、「仕事、役割、グループのことを一番に考えるのも大事だけれど、考え過ぎず楽しみたい。本当に楽しんでいれば、それは人に伝わる」。生駒さんがその言葉に対して、「いくちゃん(生田絵梨花さん)が2年かけて出した答えを一瞬で出した」と応えています。
次に12月15日の若月佑美さんのブログ「明日明日明日」から引用させていただきます。「明日の個別握手会はキャラとか気にせず、やりたい放題やります(*^^*) ツインもやるし ハーフツインもやる!笑っ めっちゃ楽しむ!」
楽しんで活動している乃木坂メンバーを見ることは、僕達ファンの喜びです。僕達が喜んでいる姿がメンバーの目に映れば、それはメンバーの喜びにもつながると思います。『メンバーが楽しんでいる姿を見て喜ぶファンを、メンバーが見て喜び、その姿を見てまたファンが喜び……』という無限ループが形成されたなら、乃木坂46という集団(ファンも含めて)は良い方向に向かっていけるんじゃないかと思います。
「楽しい」は伝染する。
https://www.youtube.com/watch?v=QburF0JkORY
その「楽しむ」の象徴的存在が「そんなバカな・・・」のMVではないでしょうか?
このMVが解禁されたのは平日の昼間でした。僕は職場でそのことを知り、その場で見るのは若干躊躇われたものの、我慢しきれずに見てしまったのです。バレないようにイヤホンをして。
これは大失敗でした、思わずニヤつくのを必死でこらえていたのに、『ポジピース』の瞬間、思わず吹き出してしまいました……。誤魔化すのが大変だったことは言うまでもありません。
その後も何度もこのMVを見ていますが、彼女達の楽しそうな姿、とても演技とは思えない、ただただ、彼女達の楽しそうな姿に、僕は気付かされるのです、「楽しむ」ということが持っているエネルギーの大きさに。
アイドルという人に大きな影響を与える存在、センターの堀さんをはじめ、メンバーには大きなプレッシャーがかかっていると思います。そんな状況で、「楽しむ」という言葉を出せるのは一つの才能です。結果的に楽しかったではなく、能動的に楽しむ、簡単そうに見えて、意外とできないこと。ありふれた行為のようでいて、実際は意外とできていないこと。
乃木坂メンバーから気付かされることは多いです。「楽しむ」を意識していくことで、生活、仕事、人生の見え方が変わってきます。
乃木坂46というグループ、一人が頑張ったところでグループの発展につながるとは限りません。自分の頑張りが、必ずしも自分自身に報われるとは言えません。反面、たった一人の行動がグループを窮地へ追いやることは容易です。
もしかしたら、「握手会という名目でCDを売りたくない」って思うメンバーもいるかもしれません。でも残念ながら、もしも本当にそう思っていたとしても、その流れを簡単にひっくり返すことはできません。
それならば、今、彼女達に出来る事は? 間違った方向(諦める、逃げる、俯く)にではなく、正しい方向で彼女達が出来る事は? それが「楽しむ」ことだと思います。2年かかって、生田さんが気が付きました。生駒さんも、堀さんも気付いています。若月さんも、おそらく気付いています。多くのメンバーが気付き始めているでしょう。
乃木坂46の楽曲には、楽曲そのものの魅力にあふれたものがいっぱいありますよね、例えば「君の名は希望」とか。でも、アイドルの歌だから、セールスの大半は握手券目当てで買われた楽曲だから、それだけで、見向きもされない現状があるのもまた事実です。
でも、それが何でしょう? いいじゃないですか、握手という魅力でCDを売ったって。そういう開き直りに近いMVが、握手会のパロディーを含んだ「そんなバカな・・・」です。『神対応』、『生駒さんのサイリウムの振り方』など、ドルヲタを意識した作りで、MVとして歌詞を全く無視しています。乃奇坂アイドル部のイメージしかありません。
これは一つのアンチテーゼなのだろうと思います。『握手でCDを売るのは邪道』というテーゼに対し、『ひたすらにアイドルを楽しんでしまえ』というアンチテーゼです。
テーゼとアンチテーゼのぶつかり合いから、何が生まれるのでしょう? その答えが、「楽しむ」ことを始めたこれからの乃木坂46から見ることが出来ると思います。
能動的に「楽しむ」、どんな世界の見え方も変えてしまう魔法の言葉。乃木坂ファンの中にも、乃木活を「楽しんでいる」人たちがいます。これから数回にわたって、そんな人たちを紹介させていただきます。
追記させてください。『ポジピース』、MVの中で3分25秒の場面で1回目が出て来ます。その後、よーく高山さんを見ていると、あと2回は出て来ます。6分00秒、8分56秒ごろのシーンです。口元、手の形をよーっく見てください。「ポジピース」してますから。
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ほんとこれ
ポジピース確認しました(笑)
生駒ちゃんの楽しみ方(最近すごい悪意に満ちた記事があったけど)
、いくちゃんの本当に楽しんでいるとは言えないだろうけど漸く手に入れた「乃木坂の歩き方」的なもの、堀ちゃんのどこか宇宙人なところがきっと大丈夫と思わせる楽しもうとしている日々、それぞれが今の乃木坂の魅力になっている。 ワカツキなんて、アイドル的ブランド管理から言うとアイデンティティがわかりません!やめてください!だもんね。
けど一方で、どうしても、握手会=選抜やフロントが足かせになって
「楽しめない」メンがいる。それに、最初のころは楽しめてた(ことが乃木坂をいきづかせてた)メンが、近頃楽しめていないようにみえる。
やっぱり今の乃木坂の運営の本質にかかわってきちゃうんですよね。
なんだかんだいって、ファンはとにかく楽しみが毎日みつかるから乃木坂に引きつけられることは間違いないんですがね。ストーリーに満ちた乃木坂ライフが、今の生きがいです。そういう暮らしを世間ではヲタというんでしょうが。
よう、ヲタ。
流石先生の教えは二期生には届いてない現実
そして、一期生も忘れないで欲しいと思ったよ