Nogizaka Journal

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乃木坂散歩道・第103回「『バレッタ』Wiki」

 乃木坂46がデビュー2周年を迎える日に行われる『全楽曲披露のバースデーライブ』に向けて、今一度それぞれの楽曲を振り返り、想いを書き出しています。僕たちファンが目一杯楽しめるように。

 いよいよ最後となりました。7枚目シングル「バレッタ」への想いを一曲ずつ綴っていきます。

 1st~6thまでの楽曲は以下を参考にして下さい。

 乃木坂散歩道・第96回「『ぐるぐるカーテン』Wiki」
 乃木坂散歩道・第97回「『おいでシャンプー』Wiki」
 乃木坂散歩道・第99回「『走れ!Bicycle』Wiki」
 乃木坂散歩道・第100回「『制服のマネキン』Wiki」
 乃木坂散歩道・第101回「『君の名は希望』Wiki」
 乃木坂散歩道・第102回「『ガールズルール』Wiki」

「バレッタ」

https://www.youtube.com/watch?v=bteM6Z7dOCU

 皆さんは覚えていますか? 「乃木坂って、どこ?」(テレビ東京)7thシングルの選抜発表の回で読まれた、乃木坂46運営委員会からの手紙を。

乃木坂46のメンバーの皆さんへ

今回の選抜発表、皆さん驚かれた事と思います。
色々な感情を抱いたままだと思いますが、
今はまだ何も無いセンターを担う2期生・堀未央奈を、
皆さんが力を合わせて育てて下さい。
あなたたちの行動が、未来の乃木坂46を作ります。

乃木坂46運営委員会

 「バレッタ」と言えば堀未央奈さん、堀さんと言えば「バレッタ」です。この曲では、上記の運営委員会からの手紙を振り返ることにします。
 この手紙は乃木坂メンバーに向けて書かれた手紙です。が、それをわざわざテレビで読んだという事から、運営委員会からファンへのメッセージ(あるいは言い訳)であったと解釈する向きもあります。

 運営委員会のやり方については、今回脇に置いておきましょう。一ファンとして『堀未央奈を育てて下さい』が、この7thシングルの期間中に出来たかどうか? 僕個人の感想としては、「育てるなんておこがましい、見守るだけで十分だった」って感じです。ナタリーさんの記事で生駒里奈さんとの対談がありました(「乃木坂46『バレッタ』特集」参照)。この対談で堀さんは「本当に楽しいと、雑誌でもテレビでも観てる人に伝わるじゃないですか。だから最終的にはすごく楽しそうな子だなって言われたいです。」と言っています。正直17歳の女の子の言葉に感銘を受けました。これが実践できるなら、背中を押したりせずに見守るだけで良いだろうと思ったのです。

 過去に大抜擢されたメンバーとして、復帰作の「制服マネキン」で八福神に選ばれた秋元真夏さんがいます。今の秋元さんを見ていると途中復帰したことなど微塵も感じさせません。彼女が築き上げた結果が、そのハンデを吹き飛ばしたのです。握手会での人気、メンバーとの関係、番組での取り上げられ方、乃木坂になくてはならない『色』を持ったメンバーになりました。堀さんもタイプは違うとは思いますが、乃木坂に新たな『色』を加えてくれるメンバーになるんじゃないかと思います。

 正直な気持ちを書きます。当時、運営陣のやり方は気にくわなかったけど、メンバーを見る目はある。こんなことを言うのはまだ早いかもしれませんが、今のところはこんな風に思っています。あ、脇に置いてない……。

 「ヘミングウェイを読みながら 僕はチラ見した」

 皆さんは「バレッタ」にどんな想い入れがありますか? 是非、聞かせてください。

「月の大きさ」

https://www.youtube.com/watch?v=9LKrDAPiy1Q

 「シャキイズム」を彷彿させるMVでした。男装が似合うメンバーが多いことに驚きを禁じ得ません。
 このMVを見た最初の感想は、7thのMVは奇想天外系で攻めるんだなーって思いました。歌詞の世界観がMVではあまりイメージできません。そこが、「シャキイズム」とは大きく違うところですね。でも、僕はこういうMV好きです。
 たまにライブの時にMVの衣装でやることがあります。例えば「狼に口笛を」とか。そんな感じで「月の大きさ」もMVの衣装でやったら面白いですよね。

 話は変わって、MVで一番のお気に入りシーン、57秒からのシーンです。敢えて理由は語りません。

 「もっと僕が強くならなきゃ…」

 皆さんは「月の大きさ」にどんな想い入れがありますか? 是非、聞かせてください。

「そんなバカな…」

https://www.youtube.com/watch?v=QburF0JkORY

 最大の問題作であって、最高傑作のMVと思っています。
 皆さんは『特典付きCD商法』への批判があることは御存知と思います。今年の1月にはYahoo!のトップにこんな記事が載りました。「AKB48も落ち目で『特典商法はもう限界』2014年の音楽ビジネスはどうなる?」(日刊サイゾー)。記事を大雑把にまとめますと、『特典商法からの脱却がアイドル界での生き残りの鍵、ライブパフォーマンスを磨け』的な事が書かれています。

 しかし、「そんなバカな…」のMVの目指す先は『握手を極める』、まるで反対方向です。MV中のフレーズを書き出してみます、『神対応』、『握手100セット』、『握手舐めてんだろ』、『目だ、目で釣るんだよ』、『目を意識した釣り顔100セット』。握手会のパロディー的なMVですが、もしこれを握手会をしていないアイドルがやったらどうなるでしょうか? それは握手会をやっているアイドルへの『揶揄』と捉えられるでしょう。でも、乃木坂46がやるからこそ、このMVは問題作であると同時に、最高傑作であると考えます。『特典商法からの脱却』に対する、痛烈なアンチテーゼなのです。

 日刊サイゾーの記事は極めて正論です。ただ、だからと言って、乃木坂46がライブパフォーマンスを主軸にしたアイドルへと舵を切ったとしても、ももクロや、モー娘。の後追いにすぎません。だったら、批判覚悟で『握手を極める』アイドルへと、逆に舵を切ったならば……、『極める』事が出来れば、一つの武器になるだろうし、アイドル群雄割拠の時代に、一つの個性になるだろうと思います。そんな、『もしも』の世界を描いたのが「そんなバカな…」のMVなんだろうと思います。

 すいません、ちょっと熱くなってしまいました。

 「そんなバカな…」の魅力を語ります。まず、突き抜けたMVの影に隠れていますが、楽曲そのものはハモリなどもあって、メンバーの声の綺麗さが際立ちます。
 MVは『全員が主役の多面体MV』と表現したいと思います。堀未央奈さんが主役でもいいし、生田絵梨花さんが主役と言ってもいい、高山一実さんも『ポジピース』でMVの印象をすべてかっさらいましたし、マネージャー陣も極めていい仕事しています(7分19秒~)。目立っていないはずの伊藤万理華さん(握手会のパロディーの部分への出演がありません)だって、6分28秒からの可愛らしさや、7分45秒からのハーフツインで存在感を出していますし、橋本奈々未さんも、ねぇ(笑)。
 全員に目移りするこのMV、この曲が表題曲だったら、面白い化学反応がおこったんじゃないだろうか……。

 「パパパ…」

 皆さんは「そんなバカな…」にどんな想い入れがありますか? 是非、聞かせてください。

「初恋の人を今でも」

https://www.youtube.com/watch?v=RCRJaeAbuuE

 「五月雨は緑色」、村下孝蔵さんの「初恋」という曲があります。彼はこの曲を歌う時に初恋の人を想い浮かべながら歌っていたそうです。もしかしたらどこかで聞いていてくれるかもしれない、Liveに来てくれているかもしれない、そう思いながら。
 「好きだよと言えずに 初恋は」
 「放課後の校庭を 走る君がいた 遠くで僕はいつでも君を探してた」

 僕達ファンが乃木坂メンバーを想う気持ちは、多分、初恋に近い感情だと思います。何年も何年も先に振り返った時にわかる浅い夢。

 「初恋の人を今でも ずっと探している」

 皆さんは「初恋の人を今でも」にどんな想い入れがありますか? 是非、聞かせてください。

「私のために 誰かのために」

「私のために 誰かのために」を歌う白石麻衣
運営スタッフブログ「出演メンバー:乃木坂46 X-mas Show 2013@武道館」より引用。

 僕の想いはただ一つ、Liveでこの曲を「君の名は希望」のすぐ後に歌ってもらいたい。以前に乃木坂散歩道 第80回「『私のために 誰かのために』は『君の名は希望』に続くストーリー」という記事を書かせていただきました。後で気付いた事なのですが、どちらも作曲者が一緒なんですね、杉山勝彦さん。

 「胸にしみる あの日の歌」

 僕にとって「胸にしみるあの日の歌」は2013年3月20日「東日本大震災チャリティーライブ」での「君の名は希望」です。

 皆さんにとっての「胸にしみる あの日の歌」は何ですか? 是非、聞かせてください。

「やさしさとは」

「やさしさとは」を歌う乃木坂46
運営スタッフブログ「レポート:乃木坂46 X-mas Show 2013@武道館」より引用。

 この曲を聴いたとき、何故だか「走れ!Bicycle」が想起されます。「やさしさとは」の僕は、Bicycleから降りた僕。少し心の熱さが無くなった僕。感情的でいられなくなった僕。

 名言・格言辞典なるものを何冊かひも解いてみたのですが、『人生とは?』、『幸福とは?』、『愛とは?』に対する言葉は豊富にあるものの、『やさしさとは?』に対する言葉は見つけることが出来ませんでした。
 「やさしさとは何なんだろう?」、その答えのヒントが歌詞の中に記されています。「答えが見つからなくて ただ歩くしかなかった」、そう、『やさしさとは?』に対する一つの答えは、『永遠に答えが見つからない命題』と言えるのかもしれません。真剣に考えれば考えるほど、答えが見つからない問題、それが「やさしさとは」。

 「今さらどうすればいいか 誰か教えてくれよ」
 「正しい答えじゃなくて 今 信じられるものを」

 皆さんは「やさしさとは」にどんな想い入れがありますか? 是非、聞かせてください。

番外編『いたずらな片想い』衛藤美彩個人PV

https://www.youtube.com/watch?v=ApiGeLSU-BU
本編はType-Cに収録

 PVの監督は「狼に口笛を」のMVも担当した福居英晃さん、作曲は吉田ゐさおさん。7thの個人PVで一番観たかもしれません。

 「『こっちの方が 似合いますね』って」の部分のバックに流れる音楽が、僕の心をつかみます。

 番外編として、個人PVでメンバーが歌を歌っているものを取り上げましたが、歌って踊る姿はやっぱり素敵なわけで、『全曲披露』のバースデーライブで、やっぱり期待しちゃうわけです。ライブでは毎回用意される『サプライズ』、個人PVの楽曲披露というサプライズなら、ファンが大いに沸くのは間違いないですし、幸せな気分でライブ会場を後に出来ます。

 いつか、いつの日か、個人PVの楽曲だけでライブが出来るくらいになったら、是非開催してもらいたいです。

 「乃木坂46 真夏の個人PV楽曲ライブ2014」 

 秋元真夏さんのソロライブという意味じゃないですよ? 

番外編『a gene』生田絵梨花個人PV

https://www.youtube.com/watch?v=8cg5LWbk9Po
本編はType-Aに収録

 「また、いつか」の言葉の重さ。

 つひに行く 道とはかねて 聞きしかど 昨日今日とは 思はざりしを


 今までの記事を読んでくれた皆さん、コメントを頂いたみなさん、ありがとうございます。自分自身この記事を書くにあたり、乃木坂の楽曲を全て振り返りました。色々な再発見があり、改めて乃木坂って素敵なグループだなって再認識しました。

 正直な話、乃木坂ファンとは言っても、全ての曲を好きだったわけではありません。でも、ファンだからこそ、何かきっかけがあれば好きになるはずって思っていました。「涙がまだ悲しみだった頃」は好きではない曲でしたが、コメントを頂いたおかげで、見る角度を変えることが出来たと思っています。

 この記事が皆さんにとって、乃木坂46を再認識するきっかけになればと願っています。そして、来年の今頃、また、全曲披露のバースデーライブのためにWikiシリーズの記事を書けたら、僕は幸せです。

 いよいよ今週末にせまった『全曲披露』のバースデーライブ、楽しんでください。僕も楽しんできます!

筆者プロフィール

Okabe
ワインをこよなく愛するワインヲタクです。日本ソムリエ協会シニアワインエキスパートの資格を持ちます。乃木坂との出会いは「ホップステップからのホイップ」でした。ファン目線での記事を書いていきたいと思います。(ツイッター「Okabe⊿ジャーナル」https://twitter.com/aufhebenwriter

COMMENT

  • Comments ( 10 )
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  1. おお、ここで業平辞世の句とは渋い。
    いくちゃんのPVは、個人PVの域を超えた、乃木坂としての最高傑作の一つになるであろうと思います。何年後に見ても、きっと感動できる。

    バレッタもPVの評判は賛否両論だったけど、いい曲ですよね。

    7thではそんバカも捨てがたいけど、やっぱり白眉は「やさしさとは」かなぁ。

  2. ちょっと話が逸脱しますが
    制服のマネキンでまなったんが来たときは
    後出しジャンケンみたいで不愉快でした。
    未央奈の時も同じような感情がありました。
    でも今は認めているし握手会も回らせてもらってます。
    正直バレッタの時の手紙はズルいと思いしたけどね。

  3. 「月の大きさ」は当初からアニメソングとして作られたものという匂いがします。
    共感しがたいシチュエーンションが限定された、もっと言えば非常に芝居がかった歌詞に
    「NARUTO」の世界観に思いっきり寄せたMV。
    その『アニメに寄せすぎたこと』がネックになったと個人的には感じています。
    「NARUTO疾風伝」の主題歌の系譜を見ると、アニメソングらしい楽曲というのは非常に少なく
    「月の大きさ」はその系譜からかなり逸脱しているため
    結果としてコアなNARUTOファンたちから拒否されてしまいました。

    今後もアニメの主題歌を担う機会は少なからずあると思うので、感覚を一新し
    現代のアニメソングのシーンに沿った作曲や編曲を考慮すべきではないかと思いました。
    もしくはあえて寄せず、もっと乃木坂らしさを貫いてもいいのではないかと。

  4. バレッタ。 
    センター騒動や自慰行為MVや武道館トリプルのせいで
    世間ではすっかり悪者になってます(てか悪者だから上塗りされてんか)
    うえに、筆者殿も楽曲には触れずでこれでは成仏できなかろうと思い。
    (個人的には上述のどれよりもセンターの歌声が不明のまま終わることこそ
    忌々しきことと思いますが)
    いい曲だと思います。 乃木坂史からは抹殺されるんだろうけどね。
    MVではどう扱われることかと案じた3列目が、
    スタジオライブではきれいで、せつなく、美しかった。
    最後の止めポーズで、まなったんがなかなかバランスのとれない
    ところもいい思い出になりそうです。。

  5. 全曲分、読ませていただきました。お疲れ様でした。
    いよいよあさってですね。楽しみましょう。

  6. 冗談抜きで、ソロPV曲ライブ、ぜひ聞きたいですね。
    水玉模様だけがいつまでも別格と云うのはもったい、
    納得いかない。
    なんだったら、ソロダンスライブもやらしてあげるから。
    みさ先輩、これまでの個人PVはほとんど
    乃木どこ(いやがらせ)だったけど、
    やっとNOGIBINGO(個を魅せる)になったから
    運営姿勢的にもう安泰かと思ったのですが・・・

  7. 『バレッタ』初めは曲もフォーメーションも違和感だらけだったけど、ようやく馴染んできてよさがわかってきた。ただあのMVだけは未だに許せない。乃木坂の世界観をぶち壊し。あの振り付けに「堀洗車」というネーミングはワロタ
    『そんなバカな…」MVが最高!

  8. 季節感を出すことに力を入れすぎで乃木坂の良さが前作から消えてしまった感がします。「やさしさとは」は名曲だと思いますが。「初恋の人を今でも」もいい曲だけどアンダーから飛鳥が抜けたマイナスが出てる。(アンダーの一列目には飛鳥、みなみ、優里、万理華は必須。)その飛鳥を選抜で生かせていない。
    ガールズルールは選抜もアンダーもユニットも良かった。
    8thは5,6枚目に立ち返って欲しい。「13日の金曜日」を超えるアンダーの曲を期待しています。選抜は川村を活かせれるか。

    • 川村を選抜に起用した意味に私も注目しています
      正直、新選抜3人のように握手会の伸びシロはないから、いままでのような便利屋にしといたほうが都合がいいはず。衛藤、井上とで7回から3イニングいけるよね。
      なのに選抜にもってきたってのは、パフォーマンスやクリエーティブ面での意味が無いと、なにかの力学と思わざるをえない。
      まりかが7thでPVとバレッタ特有のダンスで存在意義があったようなことを、8thの川村に期待します

  9. 筆者さまに、最敬礼
    本日、最高のシーンは、休憩時間にありました。

    セブンのティーン♪

    逃げるよに、いたずらっぽく走ってはける、まりっかの
    かわいらしいことといったら

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